特許
J-GLOBAL ID:200903077106763605

厚鋼板の製造方法およびそれに用いる矯正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-088307
公開番号(公開出願番号):特開平11-267755
出願日: 1998年03月18日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 冷却したままで条切りを行っても条切り歪みが小さく、かつ鋼板全体にわたって均質な材質の鋼板をオンラインで安定に製造可能な方法を提供する。【解決手段】 仕上圧延機1で圧延された厚鋼板6は、熱間矯正機2で、加速冷却装置3に装入するのに適切なように、フラットに矯正されてから、加速冷却装置3で加速冷却される。熱間矯正機2の前段部分で熱間矯正しながら、加熱炉から仕上圧延終了までに生じた板端部付近の温度の降下を解消するように、かつ、鋼板温度がAr3変態点以下にはならないように鋼板を冷却し、熱間矯正機の後段部分では、熱間矯正機の最終レベリングロール位置で、矯正終了とほぼ同時に鋼板表裏面の温度が復熱するように自然放冷して熱間矯正をおこない、その後、幅方向に一様な冷却条件で加速冷却を行って鋼板を製造する。
請求項(抜粋):
熱間圧延された高温鋼板を加速冷却して鋼板を製造する鋼板の製造方法において、仕上げ圧延された高温の鋼板を熱間矯正機に搬送し、熱間矯正機の前段部分で熱間矯正しながら、加熱炉から仕上圧延終了までに生じた板端部付近の温度の降下を解消するように、かつ、鋼板温度がAr3変態点以下にはならないように鋼板を冷却し、熱間矯正機の後段部分では、熱間矯正機の最終レベリングロール位置で、矯正終了とほぼ同時に鋼板表裏面の温度が復熱するように自然放冷して熱間矯正をおこない、その後、幅方向に一様な冷却条件で加速冷却を行って鋼板を製造することを特徴とする厚鋼板の製造方法。
IPC (4件):
B21D 1/05 ,  B21B 1/38 ,  B21B 45/02 320 ,  C21D 9/52 102
FI (4件):
B21D 1/05 G ,  B21B 1/38 A ,  B21B 45/02 320 F ,  C21D 9/52 102

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