特許
J-GLOBAL ID:200903077106800390

ボールジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-206446
公開番号(公開出願番号):特開平9-032845
出願日: 1995年07月20日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【構成】 球状の球頭部と、球頭部から延びる柄部とを有するボールスタッドと、ボールスタッドの球頭部を揺動回動自在に包持し、球頭部と同一曲率の内壁部を備える略円筒状のベアリングと、一端に小開口、他端に大開口を有し、ベアリングを保持し、一端小開口からボールスタッドの柄部を突出させ、他端大開口端部をかしめ加工することにより閉止板で他端大開口を塞ぐように固定させるハウジングとを備えたボールジョイントにおいて、ベアリングは一体に形成され、閉止板側端部付近の肉厚が局部的に肉薄に形成された薄肉部を有する。【効果】 ボールスタッドに軸線方向のひっぱり荷重がかかると、ボールスタッドがハウジング小開口側方向に移動し、ベアリングのベアリング開口側端部がボールスタッドに追従してハウジング小開口側方向のひっぱり荷重を受ける。この時肉薄に形成された薄肉部が伸長することにより、ベアリングのベアリング開口側端部はボールスタッドに追従して伸長するので、ボールスタッドの球頭部とハウジング開口部が接触することはなく、耐久性を高めることができる。
請求項(抜粋):
球状の球頭部(4)と、該球頭部(4)から延びる柄部(3)とを有するボールスタッド(2)と、該ボールスタッド(2)の球頭部(4)を揺動回動自在に包持し、前記球頭部(4)と同一曲率の内壁部(6)を備える略円筒状のベアリング(5)と、一端に小開口(12)、他端に大開口(13)を有し、前記ベアリング(5)を保持し、一端小開口(12)から前記ボールスタッド(2)の柄部(3)を突出させ、他端大開口(13)端部をかしめ加工することにより閉止板(14)で他端大開口(13)を塞ぐように固定させるハウジング(11)とを備えたボールジョイントにおいて、前記ベアリング(5)は一体に形成され、閉止板(14)側端部付近の肉厚が局部的に肉薄に形成された薄肉部(7)を有することを特徴とするボールジョイント。

前のページに戻る