特許
J-GLOBAL ID:200903077134658116

ガスタービンエンジン内の冷却加圧空気からの油滴分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-279213
公開番号(公開出願番号):特開平11-117709
出願日: 1997年10月13日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 従来の油滴分離装置においては、ギアケースの内部を流れる冷却加圧空気が凹所に溜まった潤滑油をギアケースの内側壁面に沿って押し上げる現象が発生してしまい、排出口からの潤滑油の排出が阻害されてしまう。【解決手段】 回転可能に支持された中空の軸体5の周囲に放射状に複数の羽根部6が設けられ、隣り合う羽根部6の間に位置する軸体5の側面に軸体内部の中空部分と連通する開口7が形成された遠心式分離機構3が、補機駆動用ギアボックス1内に設置されてなる油滴分離装置に、遠心式分離機構3の周囲に円筒状の壁部11を設け、ギアケース2の外側から壁部11の内側に連通し、遠心式分離機構3に冷却加圧空気を導入する導入管15を設ける。
請求項(抜粋):
回転可能に支持された中空の軸体と、該軸体の周囲に放射状に設けられた複数の羽根部とを備え、隣り合う羽根部の間に位置する軸体の側面には軸体内部の中空部分と連通する開口が形成された遠心式分離機構が、ガスタービンエンジンに付設される補機駆動用ギアボックス内に設置され、該遠心式分離機構によって補機用ギヤボックス内に導入される冷却加圧空気から油滴を分離する油滴分離装置であって、前記遠心式分離機構の周囲に円筒状の第1の壁を設け、前記補機駆動用ギアボックスの外側から前記第1の壁の内側に連通し、遠心式分離機構に冷却加圧空気を導入する導入路を設けたことを特徴とするガスタービンエンジン内の冷却加圧空気からの油滴分離装置。
IPC (3件):
F01D 25/18 ,  F01M 11/00 ,  F02C 7/06
FI (3件):
F01D 25/18 D ,  F01M 11/00 Z ,  F02C 7/06 Z

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