特許
J-GLOBAL ID:200903077138225222
全輪駆動車のアンチスキッドブレ-キ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-200249
公開番号(公開出願番号):特開平6-024316
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】シフトダウン等により駆動輪速が一時的に大きく低下するときにブレ-キ操作した際、ABS制御によっていたずらに制動力低下が行なわれないようにする。【構成】全駆動輪速のうち、最大駆動輪速が疑似車体速として推定される。この疑似車体速に基づいて得られるロック傾向を示すスリップ値に応じて、駆動輪のロック防止のための制動力制御が行なわれる。制動力制御中に、駆動輪が加速度を示す加速時間が、減速度を示す減速時間またはスリップ値がロック傾向を強く示している時間に対して所定分長くなったときは、ABS制御が強制的に終了されるか、疑似車体速が小さい値となるように疑似車体速の設定が変更される。
請求項(抜粋):
全ての車輪が駆動輪とされた全輪駆動車において、各駆動輪の駆動輪速を個々独立して検出する駆動輪速検出手段と、前記駆動輪速検出手段で検出された各駆動輪速のうち最大駆動輪速を疑似車体速として設定する疑似車体速設定手段と、前記疑似車体速設定手段と前記駆動輪速検出手段とに基づいて、各駆動輪のロック傾向を示すスリップ値を決定するスリップ値決定手段と、前記スリップ値決定手段で決定されたスリップ値に基づいて駆動輪への制動力制御を行なうことにより駆動輪のロックを防止する制動力制御手段と、前記制動力制御手段による制御中に、駆動輪に加速度が生じている第1所定時間が、駆動輪に減速度が生じている時間または前記スリップ値が所定スリップ値よりもロック傾向にある時間となる第2所定時間に対して所定分大きいとき、制動力低下を抑制するように前記制動力制御手段による制御を変更する変更手段と、を備えていることを特徴とする全輪駆動車のアンチスキッドブレ-キ装置。
引用特許:
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