糖蛋白質およびその製造方法

発明者： , , , ,
出願人/特許権者： , ,
代理人 (1件)：平木祐輔 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-180907
公開番号（公開出願番号）：特開2002-369692
出願日： 2001年06月14日
公開日（公表日）： 2002年12月24日
要約：

【要約】【課題】リソソームへ輸送されるための標識マーカーとして機能しうるリン酸含有酸性糖鎖を有する糖蛋白質を製造する方法を提供すること。【解決手段】酵母の糖鎖生合成系酵素遺伝子変異株にリソソーム酵素遺伝子を導入した酵母細胞を培地に培養し、培養物よりリン酸含有糖鎖を有するリソソーム酵素を得、これにα-マンノシダーゼを作用させることを特徴とするマンノース-6-リン酸含有酸性糖鎖を有するリソソーム酵素の製造方法。及び該方法により製造されるヒトのリソソーム酵素欠損症治療のための医薬組成物。【効果】本発明による酵母を用いる遺伝子工学的手法により、ヒトなど哺乳類細胞のリソソームへ輸送されるための標識マーカーとして機能しうるリン酸含有酸性糖鎖を有する糖蛋白質を多量かつ純度よく製造することができる。本発明におけるリン酸含有酸性糖鎖を有する糖蛋白質はヒトのリソソーム酵素の欠損症の治療などに有効な薬剤として利用することができる。

請求項（抜粋）：

酵母を用いて、マンノース-6-リン酸を非還元末端に含有する酸性糖鎖を有する活性型糖蛋白質を製造する方法。

IPC (11件)：

C12N 15/09 ZNA , A61K 38/00 , A61P 9/00 , A61P 9/14 , A61P 13/12 , A61P 17/00 , A61P 19/00 , A61P 27/02 , A61P 43/00 111 , C12N 9/40 , C08B 37/00

FI (11件)：

A61P 9/00 , A61P 9/14 , A61P 13/12 , A61P 17/00 , A61P 19/00 , A61P 27/02 , A61P 43/00 111 , C12N 9/40 , C08B 37/00 P , C12N 15/00 ZNA A , A61K 37/02

Fターム (45件)：

4B024AA01 , 4B024BA12 , 4B024CA04 , 4B024DA12 , 4B024EA04 , 4B024GA11 , 4B024HA01 , 4B050CC03 , 4B050DD11 , 4B050LL05 , 4C084AA01 , 4C084AA02 , 4C084AA06 , 4C084BA01 , 4C084BA03 , 4C084BA44 , 4C084BA48 , 4C084CA05 , 4C084CA18 , 4C084DC50 , 4C084NA14 , 4C084ZA331 , 4C084ZA361 , 4C084ZA811 , 4C084ZA891 , 4C084ZA961 , 4C090AA01 , 4C090AA03 , 4C090AA09 , 4C090BA79 , 4C090BB14 , 4C090BB18 , 4C090BB32 , 4C090BB33 , 4C090BB34 , 4C090BB35 , 4C090BB36 , 4C090BB38 , 4C090BB64 , 4C090BB96 , 4C090BC17 , 4C090BD41 , 4C090CA42 , 4C090DA09 , 4C090DA23

引用特許：

審査官引用 (3件)

哺乳類の高マンノース型糖蛋白質糖鎖の酵母による製造法
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-297469 出願人：工業技術院長, 旭化成工業株式会社
酵母のマンノース-1-リン酸転移酵素遺伝子ならびにこれを利用するマンノース-1-リン酸含有酸性糖鎖およびリン酸含有酸性糖鎖の製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平7-299509 出願人：工業技術院長
酵母のマンノース-1-リン酸転移酵素遺伝子を利用するリン酸含有酸性糖鎖の製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-298158 出願人：工業技術院長

引用文献：

審査官引用 (1件)

Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 2000, Vol.97, No.1, p.365-370

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