特許
J-GLOBAL ID:200903077149050033

火花点火式2サイクルエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 望 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-343911
公開番号(公開出願番号):特開平7-174064
出願日: 1993年12月18日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 少なくとも低負荷運転領域にて新気を圧縮自己着火させて活性熱雰囲気燃焼(AR燃焼)を行なうことができる火花点火式2サイクルエンジンに関し燃焼状態を安定化して異常燃焼音や熱害を避けることができる火花点火2サイクルエンジンを提供する。【構成】 絞り弁12の絞り弁開度は、絞り弁開度センサ33により検出され、エンジン回転数はエンジン回転数センサ34によって検出され、CPU38に入力される。CPU38は、制御マップに従って動作し、駆動信号を排気制御サーボモータ30に送信する。点火栓22は通常燃焼運転領域では、上死点前10°で火花を飛ばすようになって、通常燃焼運転領域とAR燃焼運転領域との遷移運転領域Aで運転されている場合には、上死点前20°で火花を飛ばすようになっている。
請求項(抜粋):
空気に燃料を予め混合した新気を燃焼室内に供給し、少なくとも低負荷運転領域にて該燃焼室内の新気を圧縮自己着火させて活性熱雰囲気燃焼を行なうことができる火花点火式2サイクルエンジンにおいて、排気通路の開口率を調整して圧縮開始気筒内圧力を制御する排気通路開口率調整手段と、点火時期を調整する点火時期調整手段と、少なくともエンジン回転数と絞り弁開度に対応した排気通路開口率に前記排気通路開度調整手段を駆動して、エンジンの運転に好ましい着火時期に燃焼室内の新気を圧縮自己着火させることができる目標圧縮開始時期気筒内圧力に圧縮開始気筒内圧力を制御するとともに、前記活性熱雰囲気燃焼運転領域および通常火花点火燃焼運転領域の遷移運転領域にて前記点火時期調整手段を動作させて、通常火花点火燃焼運転領域の火花点火時期よりも早期に火花点火させ該火花点火による燃焼開始時期を上死点近傍に制御する制御手段とを具備したことを特徴とする火花点火式2サイクルエンジン。
IPC (8件):
F02P 5/15 ,  F02B 5/02 ,  F02B 11/00 ,  F02B 25/20 ,  F02D 9/04 ,  F02D 13/02 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭53-109007
  • 特開昭54-114643
  • 特開平3-078548

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