特許
J-GLOBAL ID:200903077149783545

十字軸継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-082695
公開番号(公開出願番号):特開平8-284968
出願日: 1995年04月07日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 ボルト17の締め付けトルクが過剰になった場合でも、このボルト17が折損しにくい構造を得る。【構成】 十字軸継手1aを構成するヨーク2Aの結合筒部4Aに軸24aの端部を挿入した状態で、ボルト17を緊締する。ナット10aのねじ孔の開口端とボルト17の頭部20との距離をL17とし、ボルト17の呼び径をD17とした場合に、L17≧2.6D17とする。この結果、締め付けに伴ってボルト17が曲がった場合でも、曲がりの曲率が小さくなって、このボルト17が折損しにくくなる。
請求項(抜粋):
それぞれが金属板を折り曲げ形成して成る1対のヨークと、この1対のヨーク同士を揺動変位自在に結合する1個の十字軸と、上記各ヨークを軸の端部に固定する為のボルトとを備え、上記各ヨークはそれぞれの基端部に設けられて円周方向1個所に不連続部を有する結合筒部と、この結合筒部の一部に上記不連続部を挟んで互いに平行に設けられた第一、第二のフランジ部と、このうちの第一のフランジ部に上記結合筒部に対して捩れの位置関係となる方向に形成された通孔と、上記第二のフランジ部に固定の部分に形成され、上記通孔と同心に配置されたねじ孔と、上記結合筒部の軸方向一端縁の直径方向反対側2個所位置から軸方向に延出した1対の結合腕部と、各結合腕部の先端部に互いに同心に形成された1対の円孔とをそれぞれ備え、上記十字軸に、隣り合う軸部同士が互いに直交する状態で設けられた4本の軸部はそれぞれ、上記各円孔の内側に軸受を介して回転自在に支持されており、上記ボルトは、杆部の一端に大径の頭部を、同じく他端部に雄ねじ部を、それぞれ形成したものであり、上記杆部を上記通孔にねじ孔と反対側から挿通し、上記雄ねじ部を上記ねじ孔に螺合させると共に上記頭部の片面を上記第一のフランジ部の片面に当接させた状態で緊締する事により、上記結合筒部内に大きな隙間なく挿入された軸の外周面を抑え付け、この軸に対して上記ヨークを固定する十字軸継手に於いて、上記頭部の片面から上記ねじ孔の開口端部までの長さを、上記ボルトの呼び径の2.6倍以上とした事を特徴とする十字軸継手。
FI (2件):
F16D 3/26 Z ,  F16D 3/26 X
引用特許:
出願人引用 (1件)

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