特許
J-GLOBAL ID:200903077152753851

光学フィルム製造用原反及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-075780
公開番号(公開出願番号):特開平10-264237
出願日: 1997年03月27日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 位相差のムラ(バラツキ)が少なく、液晶表示装置の色相補償板として好適な光学フィルムを製造することができる光学フィルム製造用原反を得る。【解決手段】 フィルムの法線方向に対して直交方向に存在する2つの光学軸の屈折率の差の絶対量が1×10-4以下で、かつ波長589nmの光源で測定したリタデーション値のバラツキが機械送り方向に対し直角方向において±3nm以下であり、かつ厚みのバラツキが全面で±2%以下であるポリサルフォンフィルムからなる光学フィルム製造用原反であり、例えば、金型2を用いて押出したポリサルフォン樹脂5を強制冷却ロール3,4に接触させて冷却し、金型2から強制冷却ロール3,4までの空冷区間の樹脂温度を樹脂のガラス転移点(Tg)より50°C以上高い温度とし、強制冷却ロール3,4での冷却温度を樹脂のガラス転移点(Tg)より30°C低い温度以上とし、強制冷却ロール3,4からポリサルフォン樹脂5を剥離する際の剥離力を5kgf/cm以下として製造することができることを特徴としている。
請求項(抜粋):
延伸して光学フィルムを製造するための、ポリサルフォンフィルムからなる光学フィルム製造用原反であって、フィルムの法線方向に対して直交方向に存在する2つの光学軸の屈折率の差の絶対量が1×10-4以下で、かつ波長589nmの光源で測定したリタデーション値のバラツキが機械送り方向に対し直角方向において±3nm以下であり、かつ厚みのバラツキが全面で±2%以下であることを特徴とする光学フィルム製造用原反。
IPC (8件):
B29C 47/88 ,  B29C 55/04 ,  C08J 5/18 CEZ ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 510 ,  B29K 81:00 ,  B29L 7:00 ,  B29L 11:00
FI (5件):
B29C 47/88 ,  B29C 55/04 ,  C08J 5/18 CEZ ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 510

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