特許
J-GLOBAL ID:200903077152894765
トナーの製造方法、トナー、定着装置および画像形成装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
増田 達哉
, 朝比 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-305187
公開番号(公開出願番号):特開2004-138923
出願日: 2002年10月18日
公開日(公表日): 2004年05月13日
要約:
【課題】機械的ストレスに強く、かつ、幅広い温度領域で十分な定着性を確保することが可能なトナーの製造方法およびトナーを提供すること、また、当該トナーを好適に適用できる定着装置、画像形成装置を提供すること。【解決手段】本発明のトナーの製造方法は、主成分としての樹脂と、着色剤とを含む原料を、混練機を用いて、経時的な温度変化を伴って混練する混練工程と、混練工程で得られた混練物を冷却する冷却工程とを有するものである。樹脂は、主としてポリエステル系樹脂で構成され、ポリエステル系樹脂は、主としてブロック共重合体で構成されたブロックポリエステルと、ブロックポリエステルより結晶性の低い非晶性ポリエステルとを含む。ブロックポリエステルは、ジオール成分とジカルボン酸成分とを縮合してなる結晶性ブロックと、結晶性ブロックより結晶性の低い非晶性ブロックとを有するものである。【選択図】なし
請求項(抜粋):
主成分としての樹脂と、着色剤とを含む原料を、混練機を用いて、経時的な温度変化を伴って混練する混練工程と、
前記混練工程で得られた混練物を冷却する冷却工程とを有するトナーの製造方法であって、
前記樹脂は、主としてポリエステル系樹脂で構成され、
前記ポリエステル系樹脂は、主としてブロック共重合体で構成されたブロックポリエステルと、前記ブロックポリエステルより結晶性の低い非晶性ポリエステルとを含み、
前記ブロックポリエステルは、ジオール成分とジカルボン酸成分とを縮合してなる結晶性ブロックと、前記結晶性ブロックより結晶性の低い非晶性ブロックとを有するものであり、
前記混練機は、前記原料を搬送しつつ混練するプロセス部と、前記混練物が押し出される押出し口を有し、
前記プロセス部は、長手方向に所定の長さを有する第1の領域と、該第1の領域より押出し口側に設けられた第2の領域とを有し、
前記ブロックポリエステルの融点をTm(B)[°C]、前記非晶性ポリエステルの軟化点をT1/2(A)[°C]としたとき、
前記第1の領域内の原料温度T1[°C]は、Tm(B)≦T1の関係を満足し、
前記第2の領域内の原料温度T2[°C]は、(T1/2(A)-20)≦T2≦(T1/2(A)+20)の関係を満足することを特徴とするトナーの製造方法。
IPC (3件):
G03G9/087
, G03G9/08
, G03G15/20
FI (8件):
G03G9/08 381
, G03G9/08
, G03G9/08 365
, G03G9/08 374
, G03G9/08 375
, G03G15/20 102
, G03G15/20 106
, G03G9/08 331
Fターム (31件):
2H005AA01
, 2H005AA06
, 2H005AA08
, 2H005AA15
, 2H005AB04
, 2H005AB09
, 2H005CA08
, 2H005CA14
, 2H005CA18
, 2H005CB07
, 2H005CB13
, 2H005DA10
, 2H005EA03
, 2H005EA05
, 2H005EA06
, 2H005EA07
, 2H005EA10
, 2H005FB02
, 2H033AA02
, 2H033BA02
, 2H033BA16
, 2H033BA20
, 2H033BA21
, 2H033BA58
, 2H033BB05
, 2H033BB06
, 2H033BB12
, 2H033BB29
, 2H033BB30
, 2H033BB33
, 2H033BB37
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