特許
J-GLOBAL ID:200903077158295138
レベル測定器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-128908
公開番号(公開出願番号):特開平10-319067
出願日: 1997年05月19日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 衛星放送の受信レベルを伝送方式の違いや、デジタル放送の伝送速度の違い等に影響されること無く、信号毎に正確に測定できるレベル測定器を提供する。【解決手段】 本発明のレベル測定器は、外部から換算データの更新指令を受けると、換算データ変更ルーチンを実行し、RAMからその指令に対応した人工衛星・トランスポンダからの換算データを識別情報と共に読み出し、表示部に表示する(s10〜s50)。そして、この状態で、換算データの書き換え指令が入力されると、表示中の換算データをその指令に従い書き換え、RAMに記憶された換算データを、書き換え後の換算データに変更する(s50〜s90)。従って、使用者は、その放送内容の変更に従い、換算データを書き換えることができる。この結果、所望トランスポンダからの信号の受信レベルを、絶対レベルとして、常に、正確に測定できることになる。
請求項(抜粋):
人工衛星の送信電波を受信する受信アンテナからの受信信号の内、外部から指定された該人工衛星のトランスポンダからの受信信号が所定周波数帯の中間周波信号となるように周波数変換し、該周波数変換後の中間周波信号を所定帯域幅分だけ取り出すことにより、前記トランスポンダからの受信信号を選局する選局手段と、該選局手段にて得られた中間周波信号を検波する検波手段と、該検波手段からの検波電圧を前記選局手段の周波数特性に応じて予め設定された校正データに基づき補正し、基準の絶対レベルを算出する演算手段と、を備えたレベル測定器において、前記選局手段が選局する受信信号の伝送方式に応じて、前記基準の絶対レベルを表示用の絶対レベルに換算するための換算データを、少なくとも該信号を送信してくる人工衛星及びトランスポンダを表す識別情報と共に記憶する記憶手段と、外部から前記換算データの表示指令を受けると、前記記憶手段から該指令に対応した人工衛星・トランスポンダの換算データを前記識別情報と共に読み出し、表示手段に表示する表示制御手段と、前記換算データの書き換え指令が入力されると、前記記憶手段に記憶された換算データを該書き換え指令に基づく換算データに変更する換算データ更新手段と、を設け、更に、前記演算手段は、前記選局手段が選局した受信信号が前記記憶手段に識別情報として記憶された人工衛星・トランスポンダからのデジタル放送信号であると分かった場合に、該信号に対応した換算データを前記記憶手段から読み出し、該換算データにて前記基準の絶対レベルを更に補正し、該補正により求められた表示用の絶対レベルを受信レベルとして前記表示手段に表示し、前記選局した受信信号がデジタル放送信号でない場合には、前記基準の絶対レベルを受信レベルとしてそのまま前記表示手段に表示するよう構成してなることを特徴とするレベル測定器。
IPC (2件):
FI (2件):
G01R 29/08 B
, H04B 17/00 J
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