特許
J-GLOBAL ID:200903077163462662
ヘテロ二本鎖突然変異ベクターの無細胞キメラ形成および真核生物における使用
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平木 祐輔 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-548493
公開番号(公開出願番号):特表2002-514434
出願日: 1999年05月12日
公開日(公表日): 2002年05月21日
要約:
【要約】本発明は、細胞質抽出物およびプラスミドに組込まれた被験二本鎖DNAを含む無細胞系における組換え原性オリゴヌクレオチドの反応に基づくものである。この反応は、形質転換されたMutS、RecA欠失細菌の耐性表現型を回復させるように突然変異kanr遺伝子を特異的に変換し、組換え原性オリゴ核酸塩基の迅速かつ定量的な比較を可能にする。この系を用いることにより、ヘテロ二本鎖突然変異ベクターと呼ばれる二本鎖突然変異ベクターの1つのタイプが、これまでに試験されたタイプの突然変異ベクターよりも活性が高いということが分かった。二本鎖突然変異ベクターの2本のストランドの連結に、テトラチミジンリンカーの代わりにヌクレアーゼ耐性オリゴヌクレオチド(例えばテトラ-2'-O-メチル-ウリジン)を使用し、DNA含有介在セグメントを除去することにより、さらなる活性の改善が得られた。本発明は、上記の改善を含む二本鎖突然変異ベクターに関する。別の実施形態においては、本発明は、組換え原性オリゴ核酸塩基、無細胞酵素混合物および標的配列を含む二本鎖DNAを含んでなる反応混合物に関する。さらに別の実施形態においては、本発明は、組換え原性オリゴ核酸塩基が改善されているかを試験するため、無細胞酵素混合物の活性における化合物の作用を試験するため、そして標的DNA配列を特異的に変化させるための前記混合物の使用に関する。
請求項(抜粋):
DNA配列を改変するための無細胞組成物であって、 a. 標的配列を含む二本鎖DNA、 b. 前記DNA配列を標的とし、その改変をコードしている組換え原性オリゴ核酸塩基、および c. ストランド移動活性を有する無細胞酵素混合物を含んでなる、前記組成物。
Fターム (5件):
4B024AA01
, 4B024CA01
, 4B024CA20
, 4B024DA02
, 4B024GA25
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