特許
J-GLOBAL ID:200903077182453496

ヒト白血球抗原のDNAの検出方法およびキット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-081059
公開番号(公開出願番号):特開平6-086698
出願日: 1991年01月22日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】ヒト白血球抗原(HLA)のDNAの遺伝子型決定及び検出を迅速で、容易にかつ感度よく行うことのできる検出方法ならびにその方法に用いられるキットを提供する。【構成】被検体中のHLAのDNAをポリメラーセ連鎖反応(PCR)でプライマーエクステンション生成物を形成し、この生成物を変性し、次いで変性混合物を、(i)前記プライマーエクステンション生成物に相補的で、(ii)鎖長15〜25個のヌクレオチドであり、そして(iii)エチレングリコール単位16〜30個を有する連結基を介してポリマー粒子に結合した、オリゴヌクレオチドおよびポリマー粒子からなるプローブと接触させてプローブとプライマーエクステンション生成物の不溶性ハイブリッドを形成し、次いでこのハイブリッドを検出する。
請求項(抜粋):
ヒト白血球抗原(HLA)のDNA鎖を検出する方法であって、A.ポリメラーゼ連鎖反応および前記DNA鎖に対して相補的なプライマー類の少なくとも1種がビオチニル化された2種のプライマーを使用してHLAのDNA鎖を増幅し、ビオチニル化プライマーエクステンション生成物を形成する工程、B.混合物中で前記プライマーエクステンション生成物を変性する工程、C.この混合物をポリマー粒子およびオリゴヌクレオチドを含んでなり、このオリゴヌクレオチドが(i)前記ビオチニル化プライマーエクステンション生成物に相補的で、(ii)鎖長15〜25個のヌクレオチドで、そして(iii)エチレングリコール単位16〜30個を有する連結基を介して前記粒子に結合したものである、少なくとも1種のオリゴヌクレオチドプローブを接触させて前記プローブとビオチニル化プライマーエクステンション生成物の不溶性ハイブリッドを形成する工程、D.この不溶性ハイブリッドをペルオキシダーゼ-アビジン結合物と接触させてビオチニル化プライマーエクステンション生成物と前記結合体の反応生成物を形成する工程、E.この反応生成物を過酸化水素およびペルオキシダーゼの存在下で色素生成組成物と接触させる工程、ならびにF.工程Eで形成した色素を測定する工程、を含んでなる方法。
IPC (2件):
C12Q 1/68 ,  G01N 33/53

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