特許
J-GLOBAL ID:200903077195202930

テープ駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-335870
公開番号(公開出願番号):特開2001-155394
出願日: 1999年11月26日
公開日(公表日): 2001年06月08日
要約:
【要約】【課題】 キャプスタンギヤと噛み合う中間ギヤが偏心状態になった場合の記録再生時におけるワウ・フラッタの発生を抑止する。【解決手段】 キャプスタンギヤ48には、軸方向先端側に歯底部に軸方向へ延在するスリット部114が形成されて歯部が櫛歯状とされた加圧緩衝部112が設けられている。この加圧緩衝部112は、ギヤ64との接触部分がギヤ64からの加圧力により内周側へ容易に撓み変形可能となっている。この結果、ギヤ64が偏心状態となっても、ギヤ64とキャプスタンギヤ48との軸間距離が所定の基準軸間距離よりも短くなるに従ってギヤ64からの加圧力により加圧緩衝部112の歯部が内周側へ撓み変形するので、記録テープTに対する情報の記録再生時におけるギヤ64とキャプスタンギヤ48との歯面間における接触圧が過大になることが防止される。
請求項(抜粋):
駆動源からのトルクが伝達されて回転するキャプスタンプーリと、前記キャプスタンプーリに同軸的に設けられ該キャプスタンプーリと一体となって回転する円筒状のキャプスタンギヤと、前記キャプスタンプーリに同軸的に連結され該キャプスタンプーリと一体となって回転するキャプスタンと、記録テープを巻き取るためのテープリールを駆動するため回転するリール台と、前記キャプスタンギヤに噛み合うように支持された第1中間ギヤと、記録テープに対する情報の記録再生時に前記第1中間ギヤからのトルクを前記リール台に伝達して該リール台を第1トルク伝達手段と、記録テープに対する情報の記録再生時に前記キャプスタンと共に記録テープを挟持して記録テープを前記記録再生速度で走行させるピンチローラとを有し、前記キャプスタンギヤには、前記第1中間ギヤとの接触部分を第1中間ギヤからの加圧力により撓み変形可能とする加圧緩衝部が設けられたことを特徴とするテープ駆動装置。

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