特許
J-GLOBAL ID:200903077205223310

分子鎖両末端にアルコキシ基を有する直鎖状ジオルガノポリシロキサンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩見谷 周志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-314157
公開番号(公開出願番号):特開平8-143674
出願日: 1994年11月24日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【構成】 分子鎖両末端にシラノール基を有する直鎖状ジオルガノポリシロキサンと、アルコキシ基及びSiH基を含有するオルガノシランとを反応させて、両末端のそれぞれに、アルコキシ基及びSiH基を有するジオルガノポリシロキサンを得る工程、並びに前記アルコキシ基及びSiH基を有するジオルガノポリシロキサンとアルコールとを脱水素反応させる工程を有する分子鎖両末端にアルコキシ基を有する直鎖状ジオルガノポリシロキサンの製造方法。【効果】 保存性に優れ、硬化速度が高く、短時間で硬化可能な脱アルコール型の一液型室温硬化性シリコーン組成物に使用することができる分子鎖両末端にアルコキシ基を有する直鎖状ジオルガノポリシロキサンを、塩の除去等の煩雑な工程や、特殊なシラン化合物を予め製造する必要もなく、簡便で、しかも高い生産性で得ることができる。また、得られた直鎖状ジオルガノポリシロキサンを用いた一液型室温硬化性シリコーン組成物は、硬化後の機械的強度に優れる。
請求項(抜粋):
分子鎖両末端にシラノール基を有する直鎖状ジオルガノポリシロキサンと、アルコキシ基及びSiH基を含有するオルガノシランとを反応させて、両末端のそれぞれに、アルコキシ基及びSiH基を有するジオルガノポリシロキサンを得る工程、並びに前記アルコキシ基及びSiH基を有するジオルガノポリシロキサンとアルコールとを脱水素反応させる工程を有する分子鎖両末端にアルコキシ基を有する直鎖状ジオルガノポリシロキサンの製造方法。

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