特許
J-GLOBAL ID:200903077209130481

核酸の捕獲及び検出の為の、シッフ塩基型結合による固体担体へのオリゴヌクレオチドの付着

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修一郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-513640
公開番号(公開出願番号):特表2003-505109
出願日: 2000年07月28日
公開日(公表日): 2003年02月12日
要約:
【要約】改変オリゴヌクレオチド(ODNs)は、固体担体に改良された収率で結合され、これによって、前記固体担体又は前記ODNの一方に取り付けられたNH2基と、前記固体担体又は前記ODNの他方取り付けられた芳香族アルデヒドとの間のシッフ塩基型結合を通じて、前記担体の単位面積当たり高密度の結合オリゴヌクレオチドが達成される。好適な固体担体-ODN結合物(conjugate)は、ガラス表面に取り付けられたセミカルバジド基と、ODNの3 ́末端又は5 ́末端又はODNの中間ヌクレオチドに取り付けられた芳香族アルデヒドとの間に形成される。
請求項(抜粋):
固体担体に付着されたオリゴヌクレオチドを有する組成物であって、式(i)及び式(ii)から成るグループから選択された式を有し、【化1】 式(i)【化2】 式(ii) ここで、固体相の符号は、前記組成物の残りが共有結合によって付着する固体マトリクスを表わし、 n=1〜30; mは1〜30; R3は、H,C1-C6アルキル又はC3-C6シクロアルキル; Xは、-N=;-ON=;-C=(O)-NH-N=;-NH-C=(O)-NH-N=又は-NH-O-C=(O)-NH-N=; Qは、炭素環式縮合環又は非縮合環、或いは、縮合又は非縮合ヘテロ芳香環であって、前記炭素環式又はヘテロ芳香環は、オプションとして、下位アルキル、下位アルコキシ又はハロゲン基によって置換され、 Vは、炭素-炭素結合を有し、更に、オプションとしてかつ独立して、炭素-酸素結合と、-NH-,-OH,-O-,-NH-C(=O)-,-C=(O)-NH-,-NH-C(=O)-NH-,-NH-C(=S)-NH-,-S-,OP(O)(O-)O-及び-S-S-から成るグループから選択される単数又は複数の機能基とを含むことが可能な、2〜100原子長のリンカー、 Wは、炭素-炭素結合と、更に、オプションとしてかつ独立して、炭素-酸素結合と、-NH-,-OH,-O-,-NH-C(=O)-,-C=(O)-NH-,-NH-C(=O)-NH-,-NH-C(=S)-NH-,-S-,OP(O)(O-)O-及び-S-S-から成るグループから選択される単数又は複数の機能基とを含むことが可能な、2〜100原子長のリンカーであり、前記リンカーWは、Xに隣接する炭素原子で終端している、 Tは、炭素-炭素結合と、更に、オプションとしてかつ独立して、炭素-酸素結合と、-NH-,-OH,-O-,-NH-C(=O)-,-C=(O)-NH-,-NH-C(=O)-NH-,-NH-C(=S)-NH-,-S-,及び-S-S-から成るグループから選択される単数又は複数の機能基とを含むことが可能な、1〜100原子長の原子価結合又はリンカーであり、前記リンカーTは、Xに隣接する炭素原子で終端している、 R5は、ヌクレオチドの-O-P=(O)(-U-)-3 ́-オリゴマ、又は、ヌクレオチドの-O-P=(O)(-U-)-5 ́-オリゴマであり、ここでUはO又はSである。
IPC (2件):
C12N 15/09 ZNA ,  C07H 21/00
FI (2件):
C07H 21/00 ,  C12N 15/00 ZNA A
Fターム (6件):
4B024AA11 ,  4B024CA01 ,  4B024HA12 ,  4C057MM01 ,  4C057MM02 ,  4C057MM04

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