特許
J-GLOBAL ID:200903077212408040

油性製剤を含浸した複合シート

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-126577
公開番号(公開出願番号):特開平11-286081
出願日: 1998年04月01日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【構成】第一層がポリプロピレン繊維など合成繊維不織布、第一層にラミネートされた第二層が通気性・防水性のポリエチレンフルムなどのプラスチックフィルムであり、この第一層に、総炭素数が34〜44の高級不飽和アルコールの高級不飽和酸エステルを必須成分とし、これに種々の添加物を加えた油脂製剤を含浸させた二層構造型複合シートと、第二層の裏にビスコースレーヨンなど繊維素繊維の不織布を第三層としてラミネートした三層構造型の複合シートに関する。【効果】上記第一層は、皮膚の清拭,入院患者などの汚物処理、皮膚病の治療、消臭、病原菌の感染防止に有用で、この第三層は、第一層による清拭で過剰に皮膚に付着している油脂製剤の拭き取りと均一化及び第一層による清拭のみでは完全に除去できない、僅かに残る汚物、悪臭、垢などの除去と使用者の嫌悪感の低減に有用である。また第二層は、患者と介護者間などの付着病原菌の感染防止と汚物の移行の防止に有用であり、更に介護者が直接油脂製剤に触れる必要をなくする。
請求項(抜粋):
(A)第一層が、総炭素数が34〜44の高級不飽和アルコールの高級不飽和酸エステルを必須成分とする油性製剤を含浸させた、合成繊維を1種類以上含む不織布であり、(B)第二層が、透湿・防水性の熱可塑性プラスチックフィルムを第一層にラミネートされたことを特徴とする複合シート。
IPC (5件):
B32B 27/18 ,  A61F 13/00 300 ,  A61K 7/00 ABF ,  A61K 7/48 ADA ,  B32B 27/12
FI (5件):
B32B 27/18 F ,  A61F 13/00 300 ,  A61K 7/00 ABF Q ,  A61K 7/48 ADA ,  B32B 27/12

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