特許
J-GLOBAL ID:200903077216456414

換気装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡辺 昇 ,  原田 三十義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-031072
公開番号(公開出願番号):特開2004-238992
出願日: 2003年02月07日
公開日(公表日): 2004年08月26日
要約:
【課題】温度環境に応じて自動換気制御を行うとともに、形状記憶合金製スプリングのヒステリシスによる開き具合のばらつきを抑えることのできる小型の換気装置を提供する。【解決手段】形状記憶合金製のスプリング45とバイアススプリング46によって移動カム部材47を互いに逆方向に付勢し、両スプリングのバランスにより、環境温度に応じた換気口の開閉調節を行う。カム部材47には、換気口開閉用の作動板20を回動させる一対の開側及び閉側カム部47b,47cの中間に、換気口が所定半開き状態の時は作動板20を回動させないようにする中間カム部47dが形成されている。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
(イ)主壁に換気口を形成してなる細長い本体と、 (ロ)細長く形成され、一方の縁部に上記本体に回動可能かつスライド可能に支持される回動軸部を有し、他方の縁部に第1、第2のカムフォロア部を有し、回動に伴い上記主壁に近づいたり離れたりして上記換気口を開閉する作動板と、 (ハ)自動制御位置と強制閉じ位置との間で上記本体の長手方向にスライド可能にして本体に支持され、上記作動板の回動を許容するようにして作動板に連結され、スライド操作に伴い作動板を本体の長手方向にスライドさせる操作部材と、 (ニ)上記本体に固定され、上記操作部材が自動制御位置にあるときに、第2カムフォロア部と連携せずに作動板の回動を許容し、操作部材が自動制御位置から強制閉じ位置に向かうように操作されて作動板がスライドするときに、第2カムフォロア部と協働して作動板を回動させることにより、換気口を強制的に閉じさせる固定カム部材と、 (ホ)開側カム部と閉側カム部と中間カム部とを有して、上記本体の長手方向に移動可能なようにして本体に支持され、上記開側カム部は、移動に伴い上記第1カムフォロア部と協働して作動板を回動させ、ひいては所定の半開き状態より開いている時の換気口を開閉し、上記閉側カム部は、移動に伴い第1カムフォロア部と協働して作動板を回動させ、ひいては上記所定半開き状態より閉じている時の換気口を開閉し、上記中間カム部は、移動に伴い第1カムフォロア部と連携しつつも作動板を回転させないようにし、ひいては上記所定半開き状態の換気口をその開度に維持する移動カム部材と、 (ヘ)上記移動カム部材を上記本体の長手方向に沿う第1方向に付勢する形状記憶合金製のスプリングと、 (ト)上記移動カム部材を上記第1方向とは逆の第2方向に付勢するバイアススプリングと、 を備えたことを特徴とする換気装置。
IPC (3件):
E06B7/04 ,  E06B7/10 ,  F24F13/14
FI (4件):
E06B7/04 ,  E06B7/10 ,  F24F13/14 D ,  F24F13/14 H
Fターム (10件):
2E036JA04 ,  2E036KB01 ,  2E036LA06 ,  2E036LB05 ,  2E036MA03 ,  3L081AA03 ,  3L081AB01 ,  3L081FC01 ,  3L081HA04 ,  3L081HB01

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