特許
J-GLOBAL ID:200903077220581428

自動車のルーフ開閉装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-176092
公開番号(公開出願番号):特開平5-185841
出願日: 1992年06月10日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 自動車のルーフ上方の厚さを最小にする、厚さが18mm以下のルーフ開閉装置を提案する。【構成】 ルーフ8の頂部に固定し得るようにした傾動スライド式ルーフの開閉装置は、一対のケーブル11、及び可動パネルを支持する一対のスライド3によりレール5内を案内される二対のキャリッジ9、10を備えている。これらスライドは、ガイド経路手段22、23、24内に受け入れられかつ該経路手段内を動く3つの作用スタッド32、33、34を支持する一対のリンク7により関節動作される。リンクの各々は、後方キャリッジ10に結合され、軸線61を中心として自由に枢動する。正面キャリッジ9の各々は、ガイド経路手段21内に受け入れられかつ該ガイド経路手段内を動く作用スタッド31を支持する。
請求項(抜粋):
特に自動車のルーフ開閉装置にして、自動車のルーフ(8)の開口部の片側に一つずつルーフの頂部に固定された一対のレール(5)と、前記レール内を長手方向に並進可能である正面キャリッジ対(9)及び後方キャリッジ対(10)であって、一対のケーブル(11)により並進されるキャリッジ(9、10)と、可動パネル(1)を支持する一対のスライド(3)および前記キャリッジに機能的に関係し、該可動パネルを傾動させると共に、該パネルを自動車のルーフの上方で摺動させる関節機構とを備え、その各スライドが正面部分及び後方部分を有するルーフ開閉装置において、前記関節機構が、前記スライドの正面側壁部分に形成される第1のガイド経路手段(21)と、前記スライドの後部側壁部分に形成される第2のガイド経路手段(22)と、前記スライドの側壁部分に形成され、第2のガイド経路手段(22)に略重ね合わされる第3のガイド経路手段(23)と、前記スライドの側壁部分で、かつ、第2及び第3のガイド経路手段(22、23)の後部に形成される第4のガイド経路手段(24)と、各々が第2、第3及び第4のガイド経路手段(22、23、24)内に受け入れられかつ該ガイド経路手段内を動く第1、第2及び第3の作用部材(32、33、34)を支持する一対のリンク(7)であって、各々が後方キャリッジ(10)に回転可能に結合されたものとを備え、各正面キャリッジ(9)が第1のガイド経路手段(21)内に受け入れられかつ該ガイド経路手段内を動く第4の作用部材(31)を支持することを特徴とするルーフ開閉装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-073326

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