特許
J-GLOBAL ID:200903077220808430

ラムダ値を示す電圧を求める装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-011272
公開番号(公開出願番号):特開平6-249031
出願日: 1994年02月03日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関へ供給される空気/燃料混合気のほぼラムダ値1を示す電圧を求める装置を提供する。【構成】 2つの電極18.1、18.2を備えたポンプ電池13と、2つの電極18.3、18.4を備えた濃淡電池14からなり、排ガスに配置される2電池型の酸素センサ10と、1とは異なるラムダ値に制御しようとする場合には、ポンプ電池に流れるポンプ電流を示す電圧U_ipを出力し、ラムダ1に制御しようとする場合には周囲空気側電極18.4と他の電極18.1、18.2、18.3間で取り出されたネルンスト電圧U_Nを出力する切り替え回路11が設けられる。ラムダ値1に制御する場合には、ネルンスト電圧がポンプ電流から導き出された電圧よりずっと正確な信号を供給するので、この電圧がラムダ1の制御に利用される。
請求項(抜粋):
エンジン排ガス中に配置されるポンプ電池(13)と濃淡電池(14)を備えた2電池型の酸素センサ(10)であって、前記ポンプ電池の2つの電極(18.1、18.2)のうち一方の電極(18.2)と濃淡電池(14)の2つの電極(18.3、18.4)のうち一方の電極(18.3)が排ガス領域と拡散領域間でガスを交換させることができる孔(17)を有する両電池に共通の拡散領域(15)内に配置されていて、かつポンプ電池の他方の電極(18.1)が排ガス領域に、また濃淡電池の他方の電極(18.4)が周囲空気に対向している酸素センサと、1とは異なるラムダ値に閉ループ制御されるときには、ポンプ電池に流れるポンプ電流(ip)を示す電圧(U_ip)を出力し、ラムダ値1に閉ループ制御されるときには、他の電圧を出力する切り替え回路(11)と、を備えた内燃機関へ供給される空気/燃料混合気のラムダ値を示す電圧を求める装置において、前記切り替え回路が、ラムダ値1に閉ループ制御されるときには、周囲空気に対向している電極(18.4)と他の電極のうち一つの電極(18.1、18.2、18.3)間で取り出されるネルンスト電圧(U_N)をその出力に接続させるように構成されていることを特徴とするラムダ値を示す電圧を求める装置。
IPC (4件):
F02D 41/14 310 ,  F02B 77/08 ,  F02D 35/00 368 ,  G01N 27/419
FI (2件):
G01N 27/46 327 R ,  G01N 27/46 327 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-230537
  • 特開昭60-230537

前のページに戻る