特許

J-GLOBAL ID：200903077222590475

カーボンナノ構造体の合成用のアーク電極

発明者： 黄 厚金 ,  梶浦 尚志 ,  宮腰 光文 ,  山田 淳夫 ,  白石 誠司
出願人/特許権者： ソニー株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-375044
公開番号（公開出願番号）：特開2002-179417
出願日： 2000年12月08日
公開日（公表日）： 2002年06月26日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】カーボン含有電極の消費、又は化学気相成長プロセスによってカーボンナノ構造物を合成するためのアークプラズマ放電用電極の配列体を提供する。【解決手段】チャンバー内に配置された第1電極及び2個以上の第2電極よりなり、第1電極は触媒を保持するために中に複数の穴付き斜面を有する。更に、第1電極は、貫通していない孔か貫通孔のどちらでもよい中央孔を有する。貫通していない孔は、電極の斜面から滑り落ちる堆積物を収集する。貫通孔は、煤及びカーボンナノ構造体を前記チャンバーから取り出すことが出来、有機蒸気をチャンバーへ導入することも出来る。貫通孔より導入すると、カーボンナノ構造体が電極から外れることなく堆積されるように有機蒸気がアークプラズマ領域を通過する。

請求項（抜粋）：

チャンバー;第1端部、第2端部、及び前記第1端部と前記第2端部の間に延在する本体を有する第1電極であって、前記第1電極は前記チャンバーの中に配置され、かつ陽電位と陰電位のうちの1個に接続されること;及び第1端部及び第2端部を各々有する少なくとも2個の第2電極であって、前記少なくとも2個の第2電極は前記チャンバーの中に配置され、かつ前記陽電位と陰電位のうちの別の1個である第2電位に接続され、その場合前記少なくとも2個の第2電極の前記第2端部は、前記第2電極の各々と前記第1電極との間に間隙を形成するように前記第1電極の第1端部に対向して配置され、その場合前記第1電極及び前記少なくとも2個の第2電極の少なくとも1個はカーボンを含むこと、を特徴とするカーボンナノ構造体の製造用のアーク電極組立体。

IPC (2件)：

C01B 31/02 101 ,  B82B 3/00

FI (2件)：

C01B 31/02 101 F ,  B82B 3/00

Fターム (5件)：

4G046CA01 ,  4G046CB01 ,  4G046CC06 ,  4G046CC08 ,  4G046CC09

引用特許：

審査官引用 (2件)

• フラーレンの製造方法及び装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-053290   出願人：工業技術院長
• カーボンナノチューブの連続製造方法及び装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-026039   出願人：工業技術院長