特許
J-GLOBAL ID:200903077227538269
既設トンネルの崩壊防止用予備柱
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-121443
公開番号(公開出願番号):特開平9-303100
出願日: 1996年05月16日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 既設トンネルの中柱が崩壊してもトンネルそのものの崩壊を防止する。【解決手段】 既設トンネルは、下床盤11上に対向した2枚の側壁12を立設し、中央にトンネル方向に複数の中柱13を立設し、側壁12と中柱13とに上床盤14を載置して成る。予備柱16は、隣接した中柱13間に立設され、その上端は上床盤14の桁15から離間している。こうして、予備柱16と上床盤14との縁を切ることによって、地震時に強大な水平力が上床盤14に作用した場合に、この上床盤14に作用する水平力は予備柱16には伝達されず予備柱16は剪断破壊されない。したがって、中柱13が剪断破壊された際に落下した上床盤14は予備柱16によって支持され、崩壊した中柱13を除去するだけでトンネルは使用可能となる。
請求項(抜粋):
下床盤と、この下床盤上に固定されると共に互いに対向してトンネルの軸方向に延在して立設された2枚の側壁と、上記下床盤上における両側壁の間に固定されると共にトンネルの軸方向に配列して立設された複数の中柱と、上記両側壁と中柱との上に載置されて固定された上床盤で形成された既設トンネルの崩壊防止用予備柱であって、隣接する中柱の間に、下端を上記下床盤に固定されると共に、上端を上記上床盤から所定距離だけ離間して立設されていることを特徴とする既設トンネルの崩壊防止用予備柱。
IPC (2件):
FI (2件):
前のページに戻る