特許
J-GLOBAL ID:200903077238511990

自動変速機の変速油圧装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綾田 正道 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-114079
公開番号(公開出願番号):特開2003-314591
出願日: 2002年04月17日
公開日(公表日): 2003年11月06日
要約:
【要約】【課題】 自動変速機の油圧制御装置において、オイルポンプから供給される油の流量を応答遅れすることなく前進クラッチに供給することのできる自動変速機の変速油圧を提供すること。【解決手段】 自動変速機の変速油圧装置において、オイルポンプと締結圧調圧手段を連通する油路抵抗の小さい第1油路と、前記締結圧調圧手段と前進クラッチを連通する油路抵抗の小さい第2油路と、クランプ圧を供給する第3油路と、第2油路の油圧を検出する第1油圧検出手段を設け、前記締結圧調圧手段を、電子油圧制御弁の信号圧により、前記第1油路と前記第2油路を連通する構成とし、制御手段に、アイドルストップ後のエンジン再始動時は、検出された第2油路の油圧が第1設定油圧以下のときは、電子油圧制御弁の信号圧が前記第1油路と前記第2油路を連通する第1信号圧を出力する連通指令部を設けたこととした。
請求項(抜粋):
エンジンにより常時駆動するオイルポンプと、ベルト式無段変速機とトルクコンバータから構成された自動変速機と、前進クラッチの締結圧を出力する締結圧調圧手段と、前記締結圧調圧手段に対し、締結圧を任意に設定可能な信号圧を出力する電子油圧制御弁と、前記電子油圧制御弁に制御指令を出力する制御手段と、を備えた自動変速機の変速油圧装置において、前記オイルポンプと前記締結圧調圧手段を連通する油路抵抗の小さい第1油路と、前記締結圧調圧手段と前記前進クラッチを連通する油路抵抗の小さい第2油路と、前記ベルト式無段変速機のベルトを押圧するクランプ圧を供給する第3油路とを設けると共に、前記第3油路の油圧を検出する油圧検出手段を設け、前記締結圧調圧手段を、前記電子油圧制御弁の信号圧により、前記第1油路と前記第2油路の連通状態を制御する構成とし、油圧に基づいて決定される前進クラッチ伝達可能トルク容量とベルト伝達可能トルク容量が一致するときの油圧を第1設定油圧とし、前記制御手段に、アイドルストップ後のエンジン再始動時は、前記油圧検出手段により検出された第3油路の油圧が、前記第1設定油圧以下のときは、前記電子油圧制御弁の信号圧が、前記第1油路と前記第2油路を全開状態で連通する第1信号圧となる指令を出力する連通指令部を設けたことを特徴とする自動変速機の変速油圧装置。
IPC (3件):
F16D 48/02 ,  F16D 48/02 ZHV ,  F16H 61/14 602
FI (4件):
F16H 61/14 602 K ,  F16D 25/14 640 S ,  F16D 25/14 640 W ,  F16D 25/14 ZHV
Fターム (21件):
3J053CA01 ,  3J053CB11 ,  3J053CB21 ,  3J053CB23 ,  3J053DA28 ,  3J057AA03 ,  3J057BB02 ,  3J057GA21 ,  3J057GA49 ,  3J057GA66 ,  3J057GB02 ,  3J057GB04 ,  3J057GB19 ,  3J057GB22 ,  3J057GC10 ,  3J057GC12 ,  3J057GD01 ,  3J057GE05 ,  3J057GE07 ,  3J057HH02 ,  3J057JJ04

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