特許
J-GLOBAL ID:200903077239974404

使い捨てのプラスチック製液体用ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 卓 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-512604
公開番号(公開出願番号):特表平8-503282
出願日: 1993年11月19日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】液体を適量だけ取り出すための使い捨てプラスチックポンプであって、基本的に二つの、好ましくは総プラスチック製の単体要素、すなわち液体リザーバと液体連通するように開口した外側端部と内側端部とを有するチャンバ形成ボディと、該チャンバに摺動可能に嵌め込むことができるように形成されたピストンとからなる。前記チャンバはその中に軸方向に隣接した同軸チャンバ、すなわち一定の内径を持つ内側チャンバとより大径の外側チャンバを形成する。前記ピストンはステムを有し、その上に互いに間隔を置いて二つのたわみディスクがそれぞれ内側チャンバと外側チャンバ内で一方向弁として働くように嵌め込まれ、各たわみディスクを越えて外向きに液体が流れるようになっている。前記一番外側のたわみディスクとシーリングディスクとの間に前記ピストン上の出口からつながる通路が設けられており、その中を適量取り出された液体が流れる。
請求項(抜粋):
それぞれ一定の内径とチャンバ壁と内側端部および外側端部を有する内側円筒チャンバと外側円筒チャンバを持つピストンチャンバ形成手段であって、 該内側チャンバと該外側チャンバが同軸であり、該内側チャンバの外側端部が該外側チャンバの内側端部の中に開口し、該内側チャンバの内側端部がリザーバと液体で連通し、 該内側チャンバの内径が該外側チャンバの内径より小さいことを特徴とするピストンチャンバ形成手段と、 前記ピストンチャンバ形成手段に受け入れられてその中で軸方向に内向きおよび外向きに摺動可能なピストン形成要素であって、 該ピストン形成要素の断面が一般に円筒形であり、内側端部が閉じて外側端部付近に出口を設けた中央通路を持つ中央軸方向に伸びる中空ステムを持つことを特徴とするピストン形成要素と、 前記内側端部付近で前記ステムから半径方向に外向きに伸びる内側円形たわみディスクであって、前記内側チャンバの内壁付近に沿って円形に形成された弾性変形可能な端部を持つ内側たわみディスクと、 前記内側たわみディスクから軸方向に外側に間隔を置いて前記ステムから半径方向に外向きに伸びる外側円形たわみディスクであって、前記外側チャンバの内壁付近に沿って円形に形成された弾性変形可能な端部を持つ外側たわみディスクと、 前記外側たわみディスクから軸方向に外側に間隔を置いて前記ステムから半径方向に外向きに伸びる円形シーリングディスクであって、前記外側チャンバ内壁を円周に沿って嵌合して、前記ピストン形成要素が内向きないしは外向きに摺動する際に実質的に液体不浸透シールを形成する円形シーリングディスクと、 前記外側たわみディスクとシーリングディスクとの間にあって前記通路と連通する入り口とからなる、リザーバから液体を適量だけ取り出すためのポンプにおいて、 前記ピストン形成要素は、前記内側たわみディスクが内側チャンバ内に、前記外側たわみディスクとシーリングディスクが外側チャンバ内にある状態で、前記ピストンチャンバ形成手段の中で軸方向に内向き外向きに反復運動するように摺動可能に受け入れられ、 前記内側たわみディスクは、前記内側チャンバの液体が前記内側たわみディスクを越えて内向きに流れるのを実質的に阻止し、 前記外側たわみディスクは、前記外側チャンバの液体が前記外側たわみディスクを越えて内向きに流れるのを実質的に阻止し、 前記内側たわみディスクは、前記内側チャンバの内壁から弾力的に歪んで離れることにより内側チャンバ内の液体を内側たわみディスクを越えて外向きに流れるのを許し、 前記外側たわみディスクは、前記外側チャンバの内壁から弾力的に歪んで離れることにより外側チャンバ内の液体を外側たわみディスクを越えて外向きに流れるのを許すことを特徴とする、リザーバから液体を適量だけ取り出すためのポンプ。
IPC (3件):
F04B 9/14 ,  A47K 5/12 ,  F04B 53/14

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