特許
J-GLOBAL ID:200903077241426791

2成分混合型薬剤予充填注射器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 康伸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-209044
公開番号(公開出願番号):特開平7-039583
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】 組立てが容易で、任意の注射針を使用でき、薬剤と溶解液を別個独立に予充填し、充填後の溶解液の滅菌が可能で、両者を容易に混合することができる2成分混合型薬剤予充填注射器を提供する。【構成】 ゴム栓11で閉鎖されたバイアル1、ルアーチップ21と刺通針22が形成された連通針2、先端がゴム栓31で閉鎖され後端開口にプランジャ34が挿入されたシリンジ3、ゴム栓11を開口側に向けてバイアル1を収容した本体胴部4a と内周面に係合溝41, 42が形成された延長胴部4b からなるキャップ4、円筒部5a の先端側部分でルアーチップ21をバイアル1側に向け刺通針22をシリンジ3側に向けて連通針2を保持し開口側部分でシリンジ3の先端部を収容し、係合片5b に係合突起53を備えたガイド部材5およびホルダー6とから構成されている。
請求項(抜粋):
有底筒状で一端が開口し、その開口端がゴム栓で閉鎖されているバイアルと、一端にルアーチップが形成され、他端に刺通針が形成された連通針と、円筒状部材であって、先端が刺通可能なゴム栓で閉鎖され、後端が開口し、かつ後端外周にフランジが設けられており、後端開口からガスケットを備えたプランジャが挿入されているシリンジと、有底筒状であって本体胴部と延長胴部とからなり、本体胴部に前記バイアルを、該バイアルのゴム栓を開口側に向けて収容保持しており、前記延長胴部の内周面に、開口端側に第1係合溝が、略中央部に第2係合溝が形成されたキャップと、円筒部と係合片からなり、円筒部の先端側部分で前記連通針を、該連通針のルアーチップをバイアル側に向け刺通針をシリンジ側に向けて保持し、円筒部の開口側部分で前記シリンジの先端部を摺動自在に収容しており、前記係合片に前記キャップの第1係合溝と第2係合溝に択一的に係合する係合突起を備えているガイド部材と、本体と係脱片からなるホルダーとから構成されており、前記ホルダーの本体は前記シリンジのフランジと前記プランジャの後端を保持する部材であり、係脱片は前記ガイド部材の係合片を内側へ偏寄させて第1係合溝との係合を外す部材であり、前記バイアルのゴム栓は軸方向の通路が形成されて閉鎖体が挿入されており、前記連通針のルアーチップで前記閉鎖体を押し込むと、閉路位置から開路位置へ移動するものであり、前記シリンジ内が粉末または液状の薬剤を予充填している第1薬室であり、前記バイアル内が溶解液または液状の薬剤を予充填している第2薬室であることを特徴とする2成分混合型薬剤予充填注射器。

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