特許
J-GLOBAL ID:200903077242014608

プラント・ユーティリティ最適化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-235703
公開番号(公開出願番号):特開平8-100607
出願日: 1994年09月29日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 プラントへの種々要求を満足しプラント要素の非凸特性を反映した最適運転状態を見出せるプラント・ユーティリティ最適化方法を提供すること。【構成】 物理量1から物理量2を作る線形特性を持つ複数の要素1、量2から物理量3を作る非凸特性を持つ複数の要素2を含むプラントの最適運転条件を得る方法で、一群の量2毎に要求範囲の量2の各総和に対し一群に係る要素2の全出力量3を最大化する各要素2の量2を動的計画法で求め、この結果に基づき全要素2の量2の各総和に対し全要素2の全量3を最大化する各要素2の量2を動的計画法で求め、得た量2の総和/量3の総和/各要素2の量2の各組に対し各要素2の量1と全量1のコストを線形計画法で求め、得た量3の総和/全量1のコストの各組から量3の総和の要求量からの不足分の供給に要するコストを算出し各組の総コストを求め、最小の総コストの組に属する各値を最適解とする。
請求項(抜粋):
第1の物理量を入力とし第2の物理量を出力とし線形の入出力特性を夫々有する複数の第1のプラント要素と、これら第1のプラント要素の出力である第2の物理量を入力とし第3の物理量を出力とし非凸特性部分を含む入出力特性を夫々有する複数の第2のプラント要素とを含むプラントの最適運転パラメータを探索するためのユーティリティ最適化方法において、一群の前記第2の物理量ごとに、該一群への第1のディマンド量を満たす所定の範囲内の第2の物理量の総和夫々に対応して、該一群に関連する前記第2のプラント要素の出力する前記第3の物理量の総和を最大化する該第2のプラント要素夫々に対する第2の物理量の配分を動的計画法を用いて求める第1の処理ステップと、この第1の処理ステップにて前記一群の第2の物理量ごとに得られた、前記第2の物理量の総和、前記第3の物理量の総和および前記第2のプラント要素夫々に対する第2の物理量の配分の組に基づき、すべての前記第2のプラント要素への第2の物理量の総和夫々に対応して、すべての第2のプラント要素の出力する第3の物理量の総和を最大化する該第2のプラント要素夫々に対する第2の物理量の配分を動的計画法を用いて求める第2の処理ステップと、この第2の処理ステップにて得られた、前記第2の物理量の総和、前記第3の物理量の総和および前記第2のプラント要素夫々に対する前記第2の物理量の配分の組夫々に対し、該第2のプラント要素夫々に入力する前記第1の物理量およびこれら第1の物理量を供給するのに要する第1のコストを線形計画法または非線形計画法を用いて求める第3の処理ステップと、この第3の処理ステップにて得られた前記第3の物理量の総和および前記第1の物理量に要する第1のコストの組夫々に基づき、該第3の物理量の総和の予め与えられた第2のディマンド量に対する不足分を外部から供給するのに要する第2のコストを算出して各組に対する総コストを求め、この総コストを最小化する組に属する各値を最適解として決定する第4の処理ステップとを有すること特徴とするプラント・ユーティリティ最適化方法。
IPC (2件):
F01K 13/02 ,  G06F 17/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-049904
  • 特開昭59-079012

前のページに戻る