特許
J-GLOBAL ID:200903077247632342

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-273083
公開番号(公開出願番号):特開平6-121882
出願日: 1992年10月12日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】長期に亘る良好な切れ味を有し、被切断物の磁性層に悪影響を与えず、耐食性と耐衝撃性が高く、耐久性を向上させる。【構成】重量%で、Cr:14〜23%、Mo:14〜20%、W:0.2〜5%、Fe:0.2〜7%、Co:0.2〜2.5%、残部Ni及び不可避不純物、からなる組成を有するNi合金を熱延材とし、1100〜1200°Cで溶体化処理を施してオーステナイト組織とする。そして、冷間加工で加工率80%以上の塑性加工を与え、500〜600°Cで0.5時間以上加熱することで、微細なNi-Mo系の金属間化合物を素地中に析出させたNi合金を作る。この合金から刃先11を成形し、各半体2,3の切刃部10の切り欠き10aに固着する。
請求項(抜粋):
切刃部と把持部を有する一対の半体が、支軸によって開閉自在に結合されている鋏において、少なくとも前記切刃部の刃先が、重量%で、Cr:14〜23%、Mo:14〜20%、W:0.2〜5%、Fe:0.2〜7%、Co:0.2〜2.5%、残部Ni及び不可避不純物からなる組成を有するNi合金を、圧延加工処理した合金によって形成されている、ことを特徴とする鋏。

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