特許
J-GLOBAL ID:200903077250062395

二方向クラッチおよびリクライニングシート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-289290
公開番号(公開出願番号):特開2001-107980
出願日: 1999年10月12日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】 低トルク伝達時のトルク剛性が高く、負荷の方向が切り換わっても異音を発生することのない二方向クラッチを提供することである。【解決手段】 外輪2の内周に円筒面9を設け、内輪3の外周にテーパ面10を形成し、そのテーパ面10にV溝から成るカム溝11を設ける。外輪2と内輪3間に組込まれた保持器4に前記カム溝11と対向してポケット12を形成し、このポケット12に円すいころ13を収納する。保持器4の端面に衝合したワッシャ15の外周の回り止め片16を保持器4の端部外周に設けた係合凹部18に挿入し、かつ、ワッシャ15の内周の回り止め片17を内輪3の端部内周に形成された係合溝19に挿入して内輪3と保持器4の位相ずれを防止する。保持器4をばね部材20で押圧して、円すいころ13を外輪2の円筒面9に線接触させると共に、内輪3のカム溝11に線接触させて外輪2と内輪3の相互間におけるがたつきを防止し、外輪2に付加される負荷の切り換りによって異音が発生するのを防止する。
請求項(抜粋):
外輪と内輪とを相対的に回転自在に支持し、外輪の内周面と内輪の外周面における一方に、円周方向の中央部で深く、両端に至るに従って次第に浅くなると共に、他方の周面との間で軸方向の一端に向けて次第に狭くなるくさび形空間を形成するカム溝を設け、前記外輪と内輪間に保持器を組込み、その保持器を軸方向に移動させる手段を設け、前記保持器には前記カム溝と対応する位置にポケットを形成し、そのポケット内には前記くさび形空間の狭小部に向けての移動時に、カム溝の底面とこれに対応する周面の双方に係合する係合子を組込んだ二方向クラッチ。
IPC (3件):
F16D 15/00 ,  A47C 1/024 ,  B60N 2/22
FI (3件):
F16D 15/00 Z ,  A47C 1/024 ,  B60N 2/22
Fターム (11件):
3B087BD00 ,  3B087BD03 ,  3B087DE00 ,  3B087DE10 ,  3B099AA05 ,  3B099BA04 ,  3B099CA31 ,  3B099CA33 ,  3B099CB06 ,  3B099DA04 ,  3B099DA06

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