特許
J-GLOBAL ID:200903077255008321

非接触型ICカードの変調信号入力回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-057712
公開番号(公開出願番号):特開平11-261339
出願日: 1998年03月10日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】マイクロ波帯などの高周波帯での変調を容易に行うことができ、高周波特性に直接左右されずに、安定で良好な通信品質が得られるICカードシステムの変調回路を提供する。【解決手段】受信した電力をショットキバリヤダイオードを使用した検波・整流回路によって、情報処理回路やメモリを駆動する電源として使用する方式のICカードで、変調信号を出力する情報処理回路とショットキバリヤダイオードを使用した検波・整流回路との間に、ショットキバリヤダイオードを配置して、ショットキバリヤダイオードを使用した検波・整流回路を変調回路として駆動する。
請求項(抜粋):
一端から高周波信号が入力されるコンデンサ(フライングコンデンサと呼ぶ)の他端に、アノード(あるいはカソード)を接地した第1のダイオードのカソード(あるいはアノード)と第2のダイオードのアノード(あるいはカソード)を接続し、第2のダイオードのアノード(あるいはカソード)と接地間にコンデンサを配した倍圧整流回路を検波,復調および整流のための基本回路構成として、一端を接地した第1のインピーダンス素子の他端に第2のインピーダンス素子の一端を直列接続し、第2のインピーダンス素子の他端に第3のインピーダンス素子の一端を直列接続し、第3のインピーダンス素子の他端に第4のインピーダンス素子の一端を接続し、第1および第2のインピーダンス素子の接続点より高周波信号を入力し、第2のインピーダンス素子と第3のインピーダンス素子の接続点に第1の倍圧整流回路を接続し、第1の倍圧整流回路の第2のダイオードとコンデンサの接続点からクロックおよびデータを取り出し、第3および第4のインピーダンス素子の接続点に第2の倍圧整流回路のフライングコンデンサの高周波信号入力端子を接続し、第4のインピーダンス素子の他端に第3の倍圧整流回路のフライングコンデンサの高周波信号入力端子を接続し、第3の倍圧整流回路の第2のダイオードとコンデンサの接続点より発電電力を取り出し、第3の倍圧整流回路の第1のダイオードのアノード(あるいはカソード)を接地から切り離し、第2の倍圧整流回路の第2のダイオードとコンデンサの接続点に接続するとともに当該接続点に、カソードを接続した第3のダイオードを介して、送信時に変調信号を印加することを特徴とするICカードの変調信号入力回路。
IPC (5件):
H03C 1/14 ,  G06K 17/00 ,  G06K 19/07 ,  H04B 1/59 ,  H04B 5/02
FI (5件):
H03C 1/14 ,  G06K 17/00 F ,  H04B 1/59 ,  H04B 5/02 ,  G06K 19/00 H
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特許第3646472号
  • 信号処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-313012   出願人:株式会社トキメック
  • 非接触型情報カード
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-325170   出願人:ソニー株式会社

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