特許
J-GLOBAL ID:200903077261223552

工作物の研削加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-158446
公開番号(公開出願番号):特開平5-004158
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】裏当板の接着固定時に工作物を変形させず、裏当板を所定の位置に正確に、1回で位置決めする。【構成】研削盤のテーブル7上に取付治具2を取り付け、工作物1を取付治具2に取付ける。次に工作物1の反研削面側の取付治具2上に微小送り装置6に連結した裏当板3をセットする。上下部照明投光器11、12を点灯して投影器8の画面上に裏当板3、工作物1、回転砥石15の拡大投影図14、9、13の平面図を映し出しておく。そして、工作物1の反研削面位置を倣研削盤の投影器8の画面上で確認しながら、裏当板3を、微小送り装置6により工作物1に向けて徐々に近付けていき所定位置にて停止させる。その状態で工作物1と裏当板3、及び裏当板3と取付治具2の接触面を接着剤10により接着固定する。その後、回転砥石15による研削を行う。
請求項(抜粋):
砥石により研削される工作物を支持する裏当部材と、工作物を支持するために裏当部材を工作物側に向って微小送り量で送り出す微小送り手段と、工作物及び裏当部材の拡大像を映し出す映像手段とを備えた光学式倣研削盤において、小さい荷重で容易に変形する工作物を研削加工するに際して、研削抵抗に起因して生じる工作物の弾塑性変形を防止するために、前記映像手段に映し出される前記工作物及び裏当部材の拡大像を確認しながら、前記微小送り装置を操作して裏当部材を送り出し所定の位置に位置決めし、しかる後に裏当部材を工作物及び研削盤に接着固定することを特徴とする工作物の研削加工方法。

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