特許
J-GLOBAL ID:200903077264297700

製塩工程における成分濃度測定方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-286850
公開番号(公開出願番号):特開平7-140133
出願日: 1993年11月16日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】製塩工程において、母液や苦汁に含まれるMgCl2 、CaCl2 、KCl、NaClの4成分の濃度をインラインで、迅速、かつ、信頼性高く測定する。【構成】MgCl2 、CaCl2 およびKClを含むNaClの飽和水溶液について、NaCl濃度、MgCl2 濃度、CaCl2 濃度およびKCl濃度の関係式と、NaCl濃度、密度、屈折率、超音波伝播速度、MgCl2 濃度、CaCl2 濃度およびKCl濃度の関係式とを重回帰分析等により求める。製塩工程の晶析装置30に設けた試料採取管aに密度計2、屈折率計3および超音波濃度計4を取付ける。パーソナルコンピュータ5により、密度計2、屈折率計3および超音波濃度計4で測定した密度、屈折率および超音波伝播速度から関係式による連立方程式を立てる。連立方程式を解いてNaCl濃度、MgCl2 濃度、CaCl2 濃度およびKCl濃度を求める。
請求項(抜粋):
製塩工程における蒸発缶に収容された原料溶液中の成分濃度を測定する成分濃度測定方法であって、塩化マグネシウム、塩化カルシウムおよび塩化カリウムを含む塩化ナトリウムの飽和水溶液についての、密度、屈折率、超音波伝播速度を塩化マグネシウム濃度、塩化カルシウム濃度、塩化カリウム濃度および塩化ナトリウム濃度で表わした関係式と、塩化ナトリウム濃度を塩化マグネシウム濃度、塩化カルシウム濃度、塩化カリウム濃度で表わした関係式とを予め求めておき、前記原料溶液における密度、屈折率および超音波伝播速度を測定し、上記測定した密度、屈折率および超音波伝播速度から、前記関係式に基づいて前記原料溶液の塩化ナトリウム濃度、塩化マグネシウム濃度、塩化カルシウム濃度および塩化カリウム濃度を求めるようにしたことを特徴とする製塩工程における成分濃度測定方法。
IPC (4件):
G01N 33/02 ,  G01N 9/00 ,  G01N 21/41 ,  G01N 29/18

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