特許
J-GLOBAL ID:200903077266052500

超音波画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-241957
公開番号(公開出願番号):特開平9-084793
出願日: 1995年09月20日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 正確かつ確実に、胃など管腔状臓器の表面や腫瘍など注目組織の境界を検出する。【解決手段】 マウス15が複数の学習窓を設定し、異なるテクスチャ領域上に設定された学習窓のテクスチャ特徴量を特徴空間上にプロットし、その空間上のテクスチャ特徴量の分布により類似度の基準を設定する類似度基準設定回路43を比較回路44が具備するよう構成されているため、画像内のテクスチャが領域ごとに分かれているときにはこれらを区別して学習でき、また、第1の組織が腫瘍と似たテクスチャを持ち、第2の組織が腫瘍と全く異なるテクスチャを持つような場合でも、第1の組織を腫瘍と判断してしまう可能性が格段に少なくなり、胃など管腔状臓器の表面や腫瘍などの注目組織の境界を検出する精度が格段に向上する。
請求項(抜粋):
被検体内に超音波を送受波しエコーデータを得る超音波プローブと、前記エコーデータより前記被検体内の超音波断層像を作成する超音波断層像作成手段と、前記超音波断層像を記憶する記憶手段と、前記超音波断層像上でテクスチャ領域の学習データを取得するための学習窓を設定する学習窓設定手段と、前記学習窓より学習データとしてテクスチャ特徴量を算出する学習データ算出手段と、前記超音波断層像上で判別窓を移動させて順次設定する判別窓設定手段と、前記判別窓より判別データとしてテクスチャ特徴量を算出する判別データ算出手段と、前記学習データと、前記判別データ算出手段によって算出された前記判別データの各々とを比較して、前記テクスチャ領域と前記判別窓に対応する組織との類似度を算出する比較手段とを備えた超音波画像処理装置において、前記学習窓設定手段が異なる複数の前記テクスチャ領域上に前記学習窓を設定し、前記比較手段が異なる前記テクスチャ領域上に設定された前記学習窓のテクスチャ特徴量の特徴空間内での分布により類似度を算出する基準を設定する類似度基準設定手段を備えたことを特徴とする超音波画像処理装置。
IPC (3件):
A61B 8/14 ,  G06T 1/00 ,  G06T 7/00
FI (3件):
A61B 8/14 ,  G06F 15/62 390 A ,  G06F 15/70 465 A

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