特許
J-GLOBAL ID:200903077266379674

ゴム補強用ポリエステル繊維の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-119251
公開番号(公開出願番号):特開平10-310980
出願日: 1997年05月09日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、ゴムとの接着性を向上させるためにエポキシ化合物を付与するポリエステル繊維の製造工程において発生する問題点を解決し、該ポリエステル繊維製造のための製糸性及び操業性を向上させ、しかも接着性の良好なゴム補強用ポリエステル繊維を提供することにある。【解決手段】 ゴム補強用ポリエステル繊維の製造方法において、溶融紡糸されたポリエステル繊維を延伸ロ-ラ-にて延伸し、引続き140°C以下に制御した弛緩ロ-ラ-を用いて弛緩処理した後、巻取装置を用いて巻取るに際し、前記最終延伸ロ-ラ-と弛緩ロ-ラ-の間で該ポリエステル繊維にアミン化合物を含有する処理剤を付与した後、弛緩処理ロ-ラ-を離脱した直後のポリエステル繊維にエポキシ化合物を含有する処理剤を付与する。
請求項(抜粋):
ゴム補強用ポリエステル繊維の製造方法において、溶融紡糸されたポリエステル繊維を延伸ロ-ラ-にて延伸し、次いで弛緩ロ-ラ-を用いて弛緩処理した後、巻取装置を用いて巻取るに際し、該弛緩ロ-ラ-の温度を140°C以下に保持すると共に最終延伸ロ-ラ-と該弛緩ロ-ラ-の間で該ポリエステル繊維にアミン化合物を含有する処理剤を付与した後、該ポリエステル繊維が該弛緩ロ-ラ-を離脱した直後にエポキシ化合物を含有する処理剤を付与し、かつ、該アミン化合物とエポキシ化合物の合計使用量が該ポリエステル繊維に対して0.2〜1.5重量%の範囲にあることを特徴とするゴム補強用ポリエステル繊維の製造方法。
IPC (2件):
D06M 15/55 ,  D01F 6/62 302
FI (2件):
D06M 15/55 ,  D01F 6/62 302 D

前のページに戻る