特許
J-GLOBAL ID:200903077271978047

光増幅器の評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-048691
公開番号(公開出願番号):特開平9-246628
出願日: 1996年03月06日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 光増幅器の多波長一括増幅特性を容易かつ精度良く測定する。【解決手段】 光源10-1,10-2の波長を、光増幅器60の2つのピーク利得波長λa,λbに設定する。光増幅器60へ入力される光源10-1,10-2からの入力光の合計光パワーが、本来使用される多波入力光信号のトータルパワーに等しくなるように光減衰器30-1,30-2を調整する。プローブ光源20から光増幅器60へ入力される光パワーを、光増幅器60内に形成された反転分布に影響を与えない値になるように光減衰器40を調整する。以上の状態を設定した後、プローブ光源20の出力波長を光増幅器60の増幅帯域内でスイープし、光増幅器60の入力及び出力におけるプローブ光の光レベルを測定し、増幅度、雑音指数等を算出する。
請求項(抜粋):
パワーが均一で波長の異なる複数の入力光信号の合計を規定入力光パワーとしたとき、励起光により形成された反転分布の状態を変化させる所定のエネルギー範囲を持つ入力光信号が入力され、この入力光信号による誘導放出によって該入力信号が直接増幅され、この増幅された光信号の波長帯域内における複数の波長に対してピーク利得を有する出力光信号を出力する光増幅器において、前記出力光信号における増幅された自然放出光成分の波長分布を測定し、前記複数のピーク利得に対応するピーク利得波長を検出するピーク利得波長測定処理と、前記複数の入力光信号の波長をそれぞれ前記複数のピーク利得波長に設定する入力光信号波長設定処理と、前記波長帯域内において波長の切り替え可能なプローブ光と、前記複数の入力光信号とを多重化して多重化光信号を生成し、この多重化光信号を前記光増幅器に入力する光多重化処理と、前記光多重化信号における複数の入力光信号とプローブ光のうち、該複数の入力光信号の光パワーの合計を前記規定入力光パワーの値にほぼ等しくなるように調整すると共に、該プローブ光の光パワーを前記反転分布に非影響でかつ測定可能な所定の光パワー値に調整する光パワー調整処理と、前記光多重化処理前のプローブ光の波長を逐次切り替えて、これらの各波長毎に前記光増幅器で増幅する前の前記多重化光信号中のプローブ光の入力光パワーと、該光増幅器で増幅された該多重化光信号中のプローブ光の出力光パワー及び増幅された自然放出光成分の光パワーとを測定する入出力光パワー測定処理と、前記入出力光パワー測定処理の測定値をもとに前記光増幅器の増幅度/雑音指数を算出する評価処理とを、行うことを特徴とする光増幅器の評価方法。
IPC (4件):
H01S 3/00 ,  G02F 1/35 501 ,  H01S 3/07 ,  H01S 3/0933
FI (4件):
H01S 3/00 G ,  G02F 1/35 501 ,  H01S 3/07 ,  H01S 3/091 S

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