特許
J-GLOBAL ID:200903077272034573

レーザ援用電気外科システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-507152
公開番号(公開出願番号):特表平9-508556
出願日: 1995年07月10日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】レーザ・電気外科システム(10)では近位端部(13)及び遠位端部(14)のあるハンドピース(12)があって、この遠位端部からレーザ放射線(17)及び/又は電気外科用エネルギー(18)が選択的に又は同時に導かれる。両端部は軸に沿っており、電極が遠位で軸に沿って延びている。レーザ及び電気外科用エネルギー(18)の源が利用可能であって制御される。レーザのための開始回路(25)がレーザを電気外科術の前に選択的に供給する。目標組織への先行供給により、レーザは電気外科術のための電離された導通経路を生成する。レーザ及び電気外科術の組合せの同時印加はエネルギーを軸の周りに選択的に分布させるための機構(27)を持っている。レーザ偏向面(28)又はビーム偏向器が軸に対して振動する。パワースイッチ(30)は、レーザ切断及び電離のための両レベル並びに/又は電気外科的凝固のための両者間の遅延を有している。導波管(34)又はこれの配列が放射線を軸に沿って供給する。方法は、軸を照準定めすることによりレーザ及び電気外科用エネルギーを選択的に且つ同時に導くステップ、レーザ及び電気外科用エネルギー(18)を制御するステップ、電気外科術の前にレーザを供給するステップ、電気外科術のための電離導通経路を形成するステップ、レーザを概して軸に沿ってはいるが軸からわずかにずれた所定のパターンで偏向させることによりレーザを所定のパターンで軸の周りに分布させて電気外科用エネルギー(18)を所定のパターンで患者(11)の目標組織上へ導くステップを有している。別の可能な方策においては、レーザ放射線(17)をビームとして供給する付加的なステップ及びビームパターン偏向器を有する機構(27)でレーザ放射線(17)ビームを屈折させ又は回折させることによって電離導通経路を変える付加的なステップがある。
請求項(抜粋):
外科医が患者11の組織について切断、凝固、及び/又はこれらの組合せを行うためのレーザ・電気外科システム10であって、 外科医により保持されて制御されるべき近位端部13とレーザ放射線及び/又は電気外科用エネルギーが選択的に又は同時に患者に導かれ得るようになっている遠位端部14とを有していて近位端部13と遠位端部14とが軸Aに沿っているハンドピース12と、 遠位端部14から軸に沿って延びている電気外科用電極16と、 近位端部13において利用可能であり且つ遠位端部14から患者に向けてレーザ放射線を供給するために外科医により制御されるレーザ放射線用エネルギー源17と、 近位端部13において利用可能であり且つ電気外科用電極16から患者11に向けて電気外科用エネルギーを伝送するために外科医により制御される電気外科用エネルギーの源18と、 電気外科用エネルギーの源から患者に向けて伝送された電気外科用エネルギーの少なくとも一部分を受けるために接続された電気外科用エネルギーのための帰路19と、 帰路19に接続されて、電気外科用電極16、患者11及び電気外科用エネルギーの源18の間に完全な回路23をもたらす、電気外科用エネルギーの源18における帰路入力22と、 遠位端部14からのレーザ放射線及び電気外科用エネルギーの選択的又は同時の印加のためにレーザ放射線用エネルギー源17と電気外科用エネルギーの源18とに接続された制御器24と、を備えるレーザ・電気外科システム。
IPC (2件):
A61B 17/39 ,  A61B 17/36 350
FI (2件):
A61B 17/39 ,  A61B 17/36 350
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-193658

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