特許
J-GLOBAL ID:200903077277791879

車両の走行経路案内装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-289247
公開番号(公開出願番号):特開平7-139960
出願日: 1993年11月18日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】 1個のGPS衛星からの送信信号を受信できれば、車両の現在地を検出して経路案内を行うことができる車両の走行経路案内装置を提供する。【構成】 車両の現在地を所定時間毎に演算し、その演算した現在地を表示地図上に逐次表示して経路案内を行う装置において、受信できる衛星が3個以上の場合には、通常の3次元或いは2次元測位により現在地を検出し(S310〜S350)、受信できる衛星が3個以上でない場合には、第3の現在地計算処理により、走行予定経路上の隣接する変曲点を結ぶ直線区間のうち現在車両が位置している直線区間において、1個の衛星からみて車両までの距離に等しい距離にある地点を演算し、この地点が2つある場合には、地点選択処理により、前回の現在地に近い方を現在地として選択する(S370〜S420)。この結果、1個の衛星からの送信信号を受信できれば、車両の現在地を特定できるようになる。
請求項(抜粋):
車両が走行すべき走行予定経路を示す経路データを記憶する記憶手段と、衛星から送出された送信信号に基づき所定時間毎に車両位置を演算する車両位置演算手段と、該車両位置演算手段により演算された車両位置と上記記憶手段に記憶された経路データとに基づき、車両運転者に走行すべき経路を案内する経路案内手段と、を備えた車両の走行経路案内装置において、上記記憶手段が、上記走行予定経路を複数の直線区間を順次連結したものとみなした場合に該各直線区間の両端地点となる変曲点を記憶すると共に、上記車両位置演算手段が、1個の衛星から送出された送信信号に基づき所定時間毎に該衛星から車両までの距離を演算する距離演算手段と、該距離演算手段により上記1個の衛星から車両までの距離が演算されると、上記記憶手段に記憶された走行予定経路上の変曲点のうち車両が次に通過すべき変曲点と該変曲点の直前の変曲点とを結ぶ直線区間上において、上記1個の衛星から上記距離演算手段により演算された距離にある地点を演算する地点演算手段と、該地点演算手段により演算された地点に基づき現在の車両位置を設定して、上記経路案内手段に経路案内を実行させる車両位置設定手段と、を備えたこと、を特徴とする車両の走行経路案内装置。
IPC (3件):
G01C 21/00 ,  G01S 5/14 ,  G08G 1/0969

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