特許
J-GLOBAL ID:200903077282342926

可逆式感熱記録材料及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-302145
公開番号(公開出願番号):特開2003-103928
出願日: 2001年09月28日
公開日(公表日): 2003年04月09日
要約:
【要約】【課題】 可逆性感熱記録層を製造する方法において、塗工乾燥過程での高い乾燥強度のための欠陥をなくし、成膜過程で固体状有機低分子物質を一旦溶解する方法により、透明化温度範囲の狭小化を防止し、有機低分子物質の選択範囲が拡げられる2種類以上の有機低分子物質の混合ドメインを形成する構造の可逆性感熱記録材料の製造方法を提供することである。【解決手段】 樹脂マトリクス中に2種類以上の有機低分子物質が混合しているドメインを形成している構造を持ち、可逆性感熱記録層を有する感熱記録材料の製造方法において、塗工溶媒中の溶媒により有機低分子物質を一旦溶解する工程と、溶液から有機低分子物質を析出させる工程と、析出粒子を微粒子化する工程と、微粒子化有機低分子物質を含む塗工液を調整する工程と、塗布する工程と、塗膜を加熱乾燥する工程からなる可逆性感熱記録材料の製造方法を主たる構成にした。
請求項(抜粋):
樹脂マトリクス中に2種類以上の有機低分子物質が混合しているドメインを形成して、温度履歴により透明状態と不透明状態を可逆的に繰り返す可逆性感熱記録層を有する感熱記録材料の製造方法において、少なくとも、塗工溶媒に含まれる溶媒を用いて有機低分子物質を一旦溶解する工程と、溶解した液から有機低分子物質を析出させる工程と、析出した粒子を微粒子化する工程と、前記微粒子化した有機低分子物質を含む塗工液を調製する工程と、塗工液を基材上に塗布する工程と、形成された塗膜を加熱乾燥する工程と、を有することを特徴とする可逆性感熱記録材料の製造方法。
Fターム (1件):
2H111HA07

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