特許
J-GLOBAL ID:200903077288332620

リニアアクチュエータの駆動制御装置およびそれを用いたリニアアクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-152993
公開番号(公開出願番号):特開2003-348888
出願日: 2002年05月27日
公開日(公表日): 2003年12月05日
要約:
【要約】【課題】 振動子の振幅が微細となり、検出出力が得られない場合でもリニアアクチュエータの駆動を継続させる。【解決手段】 永久磁石9を備える振動子3が、電磁石を構成する固定子5に対して往復運動(振動)するとき、固定子5の電磁石を構成する巻線に、巻線電圧が誘起される。検出回路11は、その巻線電圧に基づいて、検出出力を発生させて駆動制御装置10に送信する。しかし、振動子3の振動が非常に小さくなり、検出出力が得られなくなった場合、その検出出力が得られたと仮定した擬似的な検出出力を、駆動制御装置10で発生させる。そして、その擬似的な検出出力に基づいて、所定の周波数およびパルス幅を有する駆動パルスを駆動制御装置10で発生させる。その発生した駆動パルスを、アンプ15で増幅して電力として固定子5の巻線に供給し、振動子3の往復運動を継続させる。
請求項(抜粋):
電磁石または永久磁石を備える固定子と、永久磁石または電磁石を備える振動子と、前記振動子の変位、速度および加速度のうち少なくとも1つを検出する検出回路とを備えるリニアアクチュエータに対し、前記検出回路の検出出力に基づいて前記固定子に対して前記振動子が往復運動するように周波数およびパルス幅のうち少なくとも一方を制御した駆動パルスで前記電磁石に電力を供給するリニアアクチュエータの駆動制御装置において、前記検出出力に基づいて前記駆動パルスの制御が不能となった場合に、予め設定した周波数およびパルス幅に前記駆動パルスを制御することを特徴とするリニアアクチュエータの駆動制御装置。
Fターム (7件):
5H540AA10 ,  5H540BA10 ,  5H540BB06 ,  5H540EE05 ,  5H540EE06 ,  5H540FA05 ,  5H540FC03
引用特許:
審査官引用 (2件)

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