特許
J-GLOBAL ID:200903077289198243

誘導電動機の直流制動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-086570
公開番号(公開出願番号):特開平6-303787
出願日: 1993年04月14日
公開日(公表日): 1994年10月28日
要約:
【要約】【目的】三相誘導電動機のインバータを介した直流制動制御に要する電動機電流検出用の電流検出器を3相中の1相に設けた1個のみとなしその個数低減による回路構成の簡易低廉化を図る。【構成】例えば三相誘導電動機のW相1相のみに設けた電流検出器を用いそのU相直流通電による直流制動制御をなす場合、前記電動機の各相入力交流電流Iu,Iv,Iw が前記制動制御開始前の状態においては互いに三相平衡状態にあるものとし、且つ例えばU相を位相基準相としてその位相角90度或いは270度において前記直流制動制御を開始すると共に、前記U相に通電する直流電流値の決定の基礎となるU相交流電流値を,前記位相角90度或いは270度における前記電流Iw の検出値の2倍の値として演算推定する。
請求項(抜粋):
三相交流により駆動されて回転中の三相誘導電動機の入力電源を三相交流電源から直流電源に変更しその任意の2相に直流電流を通電して行う前記電動機の直流制動制御において、前記電動機の3相入力中の任意の1相を3相各相電流の位相関係における基準相となし、この基準相における交流電流が零から始まるその1周期における位相角90度或いは270度に達した時点を以て前記制動制御の開始時点とすると共に、前記電動機の3相入力中の任意の1相に設けた電流検出器による交流電流検出値の前記基準相位相角90度又は270度における値に応じて前記制動制御用の直流電流の値を決定することを特徴とする誘導電動機の直流制動制御方法。
IPC (2件):
H02P 3/24 ,  H02P 1/26

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