特許
J-GLOBAL ID:200903077291054798

トンネル施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村上 友一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-026192
公開番号(公開出願番号):特開平10-205280
出願日: 1997年01月24日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 発進口前方の地盤を改良せずに掘削機を発進させる。【解決手段】 発進坑10に配設した構築壁12に設けた発進口を封止材32によって封鎖するとともに、発進口16の構築壁内部側をシャッタ34によって覆っておく。そして、構築壁12内にシールド掘削20を搬入するとともに、発進口16の周囲に鋼製リング38を設置し、このリング38の内周面にパッキン40を二重に取り付ける。その後、シールド掘削機20の先端部をリング38内に挿入し、パッキン20に圧縮空気を供給して掘削機20の外周面に密着させる。次ぎに、シールド掘削機20のチャンバを介してリング38内に泥水加圧部44を形成して構築壁外部の圧力に対抗させる。その後、シールド掘削機20を前進させ、封止材32を掘削して構築壁12の外に発進させる。
請求項(抜粋):
掘削機により掘削可能な封止材により封鎖した発進口と、この発進口を覆って配設され、前記掘削機を発進させる発進坑周囲の土圧、水圧を支持できる移動可能なシャッタとを有する構築壁を前記発進坑内に設けるとともに、前記掘削機の発進の際に前記発進坑内に形成される圧力室の充填材が、前記シャッタの解放時にシャッタと前記構築壁との間から漏れるのを防止する漏出防止部材を前記シャッタに設け、前記掘削機を前記構築壁内に搬入して前記シャッタと掘削機との間に構築壁外部の圧力に対抗する前記圧力室を形成し、その後、前記シャッタを移動開放して前記掘削機により前記発進口を封鎖している前記封止材を掘削して掘削機を前記構築壁の外に発進させることを特徴とするトンネル施工方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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