特許
J-GLOBAL ID:200903077296394201

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-096534
公開番号(公開出願番号):特開2000-291574
出願日: 1999年04月02日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】【課題】 摺動部位を潤滑して油槽に戻る油液を冷却し、油液の早期劣化を防止し、摺動部位の寿命を延ばす。【解決手段】 駆動軸6には、潤滑油供給機構22によって旋回軸受をなすころ軸受11に向けて供給される潤滑油3を、ケーシング1の軸受筒部1C内に流出する潤滑油流出通路26を設けると共に、冷却ファン17によってケーシング1の軸受筒部1C周囲で外気を流通する構成としている。これにより、潤滑油流出通路26から軸受筒部1Cに流出した潤滑油3は、この軸受筒部1Cの周囲で流通する外気によって冷却されるから、潤滑油3を低い温度に保持することができ、また軸受7,8,11等の摺動部位を潤滑、冷却することができる。
請求項(抜粋):
下部が冷却、潤滑用の油液を溜める油槽となり、前側にスラスト受けが設けられ後側に軸受筒部が設けられたケーシングと、該ケーシングの前側に設けられ、鏡板に渦巻状のラップ部が立設された固定スクロールと、前記ケーシングの軸受筒部内を軸方向に延びて設けられた駆動軸と、前記ケーシングの軸受筒部内に配置され、該駆動軸を回転可能に支持する軸受と、前記ケーシング内で該駆動軸の先端側に旋回軸受を介して旋回可能に設けられ、鏡板の前面に前記固定スクロールのラップ部と重なり合うラップ部が立設されると共に鏡板の背面が前記スラスト受けに摺接する旋回スクロールと、前記ケーシングに冷却風を供給することによって前記ケーシングを冷却する冷却ファンとからなるスクロール式流体機械において、前記ケーシングの油槽内に溜った油液を吸込口から吸込み、前記旋回軸受に向けて供給する油液供給手段と、前記駆動軸に設けられ、該油液供給手段によって前記旋回軸受に供給される油液を前記ケーシングの軸受筒部内に流出する油液流出通路とを備えたことを特徴とするスクロール式流体機械。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 29/02 331 ,  F04C 29/04
FI (3件):
F04C 18/02 311 Y ,  F04C 29/02 331 Z ,  F04C 29/04 B
Fターム (25件):
3H029AA02 ,  3H029AA15 ,  3H029AA21 ,  3H029AB06 ,  3H029BB03 ,  3H029BB12 ,  3H029BB44 ,  3H029CC05 ,  3H029CC09 ,  3H029CC16 ,  3H029CC22 ,  3H029CC34 ,  3H029CC47 ,  3H039AA02 ,  3H039AA04 ,  3H039AA09 ,  3H039AA12 ,  3H039BB11 ,  3H039BB13 ,  3H039CC02 ,  3H039CC12 ,  3H039CC27 ,  3H039CC33 ,  3H039CC34 ,  3H039CC44

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