特許
J-GLOBAL ID:200903077298789190

X線CT装置用検出器の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-259780
公開番号(公開出願番号):特開平10-104359
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 X線CT装置用の検出器においてチャネル方向に配置される遮蔽プレートのスライス方向の長さを抑えることができるとともに、スライス方向の遮蔽板を簡単に固定することができ、スライス方向の検出器の長さも最小限に抑えることができるようにする。【解決手段】 所定の治具を用いて支持プレート1、2、遮蔽プレート4で構成されるコリメータ部分を製造する。このコリメータ部の1対を繋ぎ合わせる。まず、各々コリメ-タ部分の支持プレート1は外側に、支持プレート2は内側に向くようにし、支持プレート1が遮蔽プレート4よりも突出している方を下側になるようにして一対のコリメータ部を左右対称に並べ、、この間にスライス方向遮蔽板7を挟んで接着して固定する。そして、2列で構成されるコリメータ部分のX線開口部に一致するようにシンチレータ8及びPDA基板9を配置する。
請求項(抜粋):
X線のクロストークを防止するためのコリメータ部分のX線開口部にX線検出素子を配列してなる検出器の製造方法において、コリメータ部の全体外形に沿った形状のくりぬき空間をもち、この空間の内のりに沿ってX線遮蔽プレートの側部が嵌挿できる多数の垂直溝を有する治具枠体に、予めカットしたX線遮蔽プレートを前記溝に沿って縦方向に複数枚挿入し、各プレートの上下面をそれぞれ支持板に一体的接着した後、これを前記枠体から上下いずれか一方側へ引き抜いてコリメータ部を形成し、1対の前記コリメータ部を左右対称に並べて内側の支持板と支持板の間にスライス方向遮蔽板を挿入し、このコリメータ部の各X線開口部に対応するようにX線検出素子を配列したことを特徴とするX線CT装置用検出器の製造方法。
IPC (3件):
G01T 1/20 ,  A61B 6/03 320 ,  A61B 6/03
FI (3件):
G01T 1/20 G ,  A61B 6/03 320 J ,  A61B 6/03 320 S

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