特許

J-GLOBAL ID：200903077303388620

炭素質物質の製造方法

発明者： 京谷 陸征 ,  赤木 和夫 ,  山口 千春 ,  松井 久次 ,  古賀 義紀
出願人/特許権者： 大阪瓦斯株式会社
代理人 (1件)： 鍬田 充生
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-285259
公開番号（公開出願番号）：特開2004-115354
出願日： 2002年09月30日
公開日（公表日）： 2004年04月15日
要約：

【課題】ナノメータ(nm)サイズのフィブリルで構成された炭素質物質(グラファイト状物質など)をより低い温度で安価に製造できる方法を提供する。【解決手段】らせん状構造を有する糸状体で、同心円状又は渦巻き状の構造に形成された前駆体有機高分子(ポリアセチレン系高分子など)を熱処理又は熱分解し、前駆体に由来する構造を有するナノサイズ炭素質物質を製造する。前駆体は、同心円状又は渦巻き状の構造を有する複数のドメインを有していてもよい。前記構造の有機高分子は、キラルネマチック液晶場を利用して調製でき、生成した前駆体を、真空中又は不活性ガス雰囲気中、500°C〜1800°C程度で熱処理することにより得ることができる。前駆体有機高分子の形態は、フィルム状、薄膜状、シート状、粉末状などであってもよい。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

同心円状又は渦巻き状の構造を有する有機高分子で構成された前駆体を熱処理し、前駆体の同心円状の構造に由来する構造を有する炭素質物質を製造する方法。

IPC (2件)：

C01B31/02 ,  C01B31/04

FI (2件)：

C01B31/02 101F ,  C01B31/04 101Z

Fターム (33件)：

4G146AA02 ,  4G146AA11 ,  4G146AB06 ,  4G146AB07 ,  4G146AB08 ,  4G146AC03 ,  4G146AC03B ,  4G146AC28 ,  4G146AD22 ,  4G146AD23 ,  4G146AD24 ,  4G146AD32 ,  4G146AD35 ,  4G146AD40 ,  4G146BA13 ,  4G146BA42 ,  4G146BB02 ,  4G146BC03 ,  4G146BC04 ,  4G146BC15 ,  4G146BC18 ,  4G146BC23 ,  4G146BC27 ,  4G146BC33A ,  4G146BC33B ,  4G146BC34A ,  5H050AA19 ,  5H050CB07 ,  5H050CB08 ,  5H050FA05 ,  5H050GA02 ,  5H050GA27 ,  5H050HA14

引用特許：

審査官引用 (1件)

• ガラス状カーボン発熱体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-345920   出願人：東芝セラミックス株式会社

引用文献：

審査官引用 (2件)

• 構造制御したポリアセチレン薄膜から得られた炭素のナノ構造
• カーボンナノチューブ-ナノデバイスへの挑戦-