特許
J-GLOBAL ID:200903077315417633

ポリウレタンエステラーゼの精製方法及びエステル系ポリウレタンの分解方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-035878
公開番号(公開出願番号):特開平9-224664
出願日: 1996年02月23日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 コマモナス・アシドボランス(Comamonas acidovorans) TB-35株から得られるポリウレタンエステラーゼの精製方法を確立し、その精製エステラーゼによるエステル系ポリウレタンの分解方法を提供する。【解決手段】 コマモナス・アシドボランス(Comamonas acidovorans) TB-35株又はTB-35株と同等の菌学的な性質を有するコマモナス・アシドボランスの培養液を遠心分離した上清に界面活性剤を加えて、菌体表面の成分を抽出する工程と、この抽出液に疎水クロマトグラフィー用担体を加えて、該担体に吸着した画分を疎水クロマトグラフィー用担体の吸着画分として集める工程と、該吸着画分に陰イオン交換体を加えて、該陰イオン交換体非吸着の画分を集めて精製ポリウレタンエステラーゼを得る工程によって、ポリウレタンエステラーゼを精製する。また、得られたポリウレタンエステラーゼを用いて、至適pHを6〜7. 5に保った溶液中でポリウレタンを分解する。
請求項(抜粋):
エステル系ポリウレタンエステラーゼの精製方法において、Comamonas acidovorans TB-35株又はTB-35株と同等の菌学的な性質を有するComamonas acidovoransの培養液を遠心分離した上清に界面活性剤を加えて、菌体表面の成分を抽出する工程と、この抽出液に疎水クロマトグラフィー用担体を加えて、該担体に吸着した画分を疎水クロマトグラフィー用担体の吸着画分として集める工程と、該吸着画分に陰イオン交換体を加えて、該陰イオン交換体非吸着の画分を集めて精製ポリウレタンエステラーゼを得る工程とを含むポリウレタンエステラーゼの精製方法。
IPC (2件):
C12N 9/16 ,  C12R 1:01

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