特許
J-GLOBAL ID:200903077323214571
熱可塑性樹脂組成物およびその用途
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-277830
公開番号(公開出願番号):特開平5-117525
出願日: 1991年10月24日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【構成】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、テレフタル酸成分単位50〜100モル%と、これ以外の芳香族ジカルボン酸成分単位0〜50モル%および/または脂肪族ジカルボン酸成分単位0〜50モル%とからなるジカルボン酸成分単位と、脂肪族および/または脂環族ジアミン成分単位からなるジアミン成分単位とからなる繰返し単位から構成され、極限粘度が0.5〜3.0dl/g、アミノ基含量が0.04〜0.2ミリ当量/g、融点が300°Cを超える芳香族ポリアミド(A)を100重量部、グラフト変性共重合体あるいはアイオノマーなどの特定の極性基含有重合体(B)を2〜100重量部の量で含有する。さらに、リン系酸化防止剤(C)を0.05〜2重量部の量で含んでいてもよく、また無機質強化材(D)を1〜200重量部の量で含んでいてもよい。【効果】この組成物からは、靱性、耐熱性および低吸水性に優れた成形体が得られる。
請求項(抜粋):
(A)テレフタル酸成分単位50〜100モル%と、テレフタル酸以外の芳香族ジカルボン酸成分単位0〜50モル%および/または炭素原子数4〜20の脂肪族ジカルボン酸成分単位0〜50モル%とからなるジカルボン酸成分単位と、脂肪族ジアミン成分単位および/または脂環族ジアミン成分単位からなるジアミン成分単位とからなる繰返し単位から構成され、そして、30°C濃硫酸中で測定した極限粘度が0.5〜3.0dl/gの範囲内にあり、さらにアミノ基含量が0.04〜0.2ミリ当量/gの範囲にあり、かつ融点が300°Cを超える芳香族ポリアミド、および(B)グラフト変性α-オレフィン重合体、グラフト変性芳香族ビニル系炭化水素・共役ジエン共重合体またはその水素化物、ならびに、カルボキシル基およびカルボン酸金属塩基を側鎖に有するエチレン系重合体よりなる群から選ばれる極性基含有重合体からなる樹脂組成物であり該樹脂組成物中における極性基含有重合体(B)の含有量が、該芳香族ポリアミド(A)100重量部に対して2〜100重量部の範囲内にあることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
IPC (6件):
C08L 77/06 LQS
, C08J 5/00 CFG
, C08K 5/49 KLB
, C08L 51/04 LKY
, C08L 51/06 LLE
, C08L 77:06
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平1-304156
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特開昭61-165397
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特開平3-210343
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