特許
J-GLOBAL ID:200903077330945298

A/D変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-174012
公開番号(公開出願番号):特開平9-008660
出願日: 1995年06月16日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 アナログ系で発生する高周波ノイズがA/D変換後の量子化データに現れることを抑制し、A/D変換出力のS/N比を向上させる。【構成】 フルスケールが最大レベルのアナログ信号入力時の増幅器(利得0dB)1の出力レベルより大きく、増幅器(利得+GdB)3の出力レベルより小さいA/D変換器2,4を用い、入力信号を増幅器1を介してA/D変換器2で量子化する第1信号系と、増幅器3で増幅した信号をA/D変換器4で量子化して係数乗算器5で係数を乗算する第2信号系を構成する。判別回路6でA/D変換器4がフルスケールオーバーか否かを判別し、オーバーでない場合には、レベル比演算回路7で求めた比を係数乗算器5の係数K(i)としてマルチプレクサ8が第2信号系のデータを出力させ、オーバーの場合には第1信号系のデータを出力させる。
請求項(抜粋):
A/D変換装置において、入力アナログ信号を利得A1で増幅する第1増幅手段と、前記入力アナログ信号を前記第1増幅手段の利得A1より大きな利得A2で増幅する第2増幅手段と、最大レベルの前記入力アナログ信号が入力された時の前記第1増幅手段の出力レベルより大きく、前記第2増幅手段の出力レベルより小さいフルスケールのA/D変換手段であって、前記第1増幅手段の出力を量子化する第1変換手段と、前記第1変換手段と同一のフルスケールと分解能を有し、前記第2増幅手段の出力を量子化する第2変換手段と、前記第2変換手段がフルスケールオーバー状態か否かを判別する判別手段と、前記判別手段の判別結果がフルスケールオーバー状態でない場合に前記第1変換手段による量子化データの前記第2変換手段による量子化データに対するレベル比を演算する比演算手段と、前記第2変換手段による量子化データに前記比演算手段が求めたレベル比を乗算する乗算手段と、前記判別手段の判別結果がフルスケールオーバー状態でない場合には前記乗算手段が求めた乗算結果を、前記判別手段の判別結果がフルスケールオーバー状態である場合には前記第1変換手段の量子化データを出力させる出力切換え手段を具備したことを特徴とするA/D変換装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-030625
  • 特開平2-027813
  • 特開平3-032226
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