特許
J-GLOBAL ID:200903077333032153

フォーカルプレンシャッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-026825
公開番号(公開出願番号):特開平10-221743
出願日: 1997年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】セット状態における先羽根の分割羽根間からの漏光を簡単な構成によって防止できるようにしたフォーカルプレンシャッタを提供すること。【解決手段】シャッタ地板1と一体成形によって可撓性を有する押さえ部1nが形成されている。先羽根は二つのアーム9,10に枢支された2枚の分割羽根11、12で構成されていて、セット状態においては、それらの一部が重合している。そのセット状態においては、押さえ部1nの先端がセット部材23に押され、羽根室内で、アーム9と羽根12との連結軸14を押している。そのため、羽根12は中間板2に押しつけられ、羽根11はアーム9を介して羽根12に押しつけられている。従って、羽根11,12の重合部は密着し、漏光は生じない。セット部材23による押圧は、撮影の初期段階に解除されるようになっている。
請求項(抜粋):
略平行になるようにして相互に取り付けられそれらの間に羽根室を形成している二つの地板と、複数枚のシャッタ羽根を往復回動可能な複数のアームに連結軸を介して枢支し前記羽根室内に配置されている先羽根と、前記地板の一方に回転可能に取り付けられており前記先羽根のアームを回動させる先羽根用駆動部材と、所定枚数のシャッタ羽根を往復回動可能な複数のアームに連結軸を介して枢支し前記羽根室内に配置されている後羽根と、前記地板の一方に回転可能に取り付けられており後羽根のアームを回動させる後羽根用駆動部材と、セット操作時に初期位置から作動して前記各駆動部材をセット状態に作動させ撮影時に前記先羽根用駆動部材の露光作動に先立ってセット位置から該初期位置に復帰するセット部材と、前記地板の一方に設けられておりセット位置にある前記セット部材によって前記羽根室内に押し込まれ前記先羽根を押圧する押さえ部材とを備えていることを特徴とするフォーカルプレンシャッタ。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-096726
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-096726

前のページに戻る