特許
J-GLOBAL ID:200903077346592441
車両のスリツプ制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-289787
公開番号(公開出願番号):特開平5-125970
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 リミテッドスリップデフ付の車両に設けられたトラクション制御(エンジン制御)行うスリップ制御装置において、通常路面走行時のみならずスプリット路面走行時においても加速性を向上させる。【構成】 ステップS3で左右の駆動輪のスピンパターンに基づいてスプリット路面を走行しているか否かのスプリット判定処理を実行する。そして、ステップS4でスプリット路面走行時でなければ(スプリット制御フラグFS が1にセットされていなければ)ステップS5で通常制御を実行する。一方、スプリット路面走行時であればステップS6に移ってスプリット制御(通常制御よりも駆動輪スリップを許容する側へ制御目標値を増大補正して行われるトラクション制御)を実行する。これにより、一方の駆動輪のスリップにより必要以上にエンジン出力が制限されるのを阻止して、路面に対して十分なクリップ力がある他方の駆動輪によって加速性を最大限に確保する。
請求項(抜粋):
エンジンから左右の駆動輪に至る動力伝達経路中に設けられ、これら両駆動輪の回転速度差を許容する差動装置と、前記両駆動輪の回転速度差が所定値以上になったとき、前記差動装置による回転速度差許容動作を制限する差動制限手段と、を備えた車両に設けられるスリップ制御装置であって、前記駆動輪の路面に対するスリップ率が所定値以上になったとき、前記スリップ率を所定の目標スリップ率に近づけるよう、エンジン出力を制限することにより前記駆動輪の駆動力を制御する駆動力制御手段を備えた車両のスリップ制御装置において、前記各駆動輪が接する路面の摩擦係数の両駆動輪間の差が所定値以上になったときスプリット路面を走行中であると判定するスプリット判定手段と、このスプリット判定手段によりスプリット路面を走行中であると判定されたとき、前記駆動力制御手段の制御目標値または制御開始用閾値を増大補正する補正手段を備えていることを特徴とする車両のスリップ制御装置。
IPC (5件):
F02D 29/02 311
, B60K 28/16
, B60T 8/58
, B60T 8/92
, F02D 45/00 345
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