特許
J-GLOBAL ID:200903077349571461

空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-095227
公開番号(公開出願番号):特開平5-286304
出願日: 1992年04月15日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 キャップバンド層コ-ドの作業不良性、タイヤ変形、コ-ドの破断、蛇行、耐熱接着性の問題もなく、空気入りラジアルタイヤの高速耐久性を向上する。【構成】 スチ-ルベルト層5とその補強層としてスパイラル状に巻回されたキャップバンド層6コ-ドを備えた空気入りラジアルタイヤ1において、該コ-ドが脂肪族ポリアミド繊維、双撚構造、低い撚数であり、かつ新品タイヤにおける該コ-ド一本当たりの残留張力、打込数および該バンド層数の積で表される該コ-ドの巾当たりの残留張力(FW )が85kgf≦FW ≦400kgfであることを特徴とする。
請求項(抜粋):
タイヤ周方向へ延びる溝を有するトレッド踏面部と一対のサイドウォ-ル及びビ-ド部を有し、タイヤ半径方向へ実質平行に配置されたコ-ドからなる少なくとも一層のカ-カス層と、該カ-カス層の半径方向外方で実質上トレッド踏面幅いっぱいにわたって配置されたベルト層及びキャップバンド層を備え、前記ベルト層はタイヤ周方向に対して比較的小さい角度で互いに交叉するコ-ドからなり、前記キャップバンド層は前記ベルト層の半径方向外方でかつ前記ベルト層の25%〜120%の幅で配置され、前記キャップバンド層コ-ドを複数本含むゴム引きされた狭幅のストリップを該コ-ドがタイヤ周方向へ実質上平行になるようにベルト層上に少なくとも一層以上スパイラル状に巻回することにより形成された空気入りラジアルタイヤにおいて、前記キャップバンド層コ-ドはコ-ドの総デニ-ル(D)が500≦D≦3000の脂肪族ポリアミド繊維コ-ドであり、双撚構造で、下記の式1で表される撚係数(NT )が0.10≦NT ≦0.30であり、下記の式2で表される巾当たりの残留張力(FW )が85kgf≦FW ≦400kgfであることを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。式1:NT =T×√(0.139× D/2 × 1/ρ)×10-3NT ;撚係数、T;撚数(回数/10cm)、D;総デニ-ル、ρ;比重式2:FW =F×E×部材枚数FW ;キャップバンド層コ-ドの巾当たりの残留張力F ;タイヤセンタ-部から採取直後のキャップバンド層コ-ド一本当たりの残留張力E ;キャップバンド層コ-ドのタイヤ巾方向5cm当たりの打込数
IPC (2件):
B60C 9/18 ,  B60C 9/22

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