特許
J-GLOBAL ID:200903077351790294

非振動型キャスタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-198246
公開番号(公開出願番号):特開平5-193304
出願日: 1992年07月24日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 本発明は非振動型キャスタに関し、垂直振動に対する抵抗性を維持しつつ、水平荷重を吸収することができるようにすることを目的とする。【構成】 キャスタ30,30Aは垂直にかつリジッドに連結部材22,22Aを介して重い器具10,10Aに連結されている。連結部材は水平荷重を受けたときに撓むことができる弾性ダンパ60,60Aによって包囲されている。キャスタの改良点は連結部材22,22Aは水平延長部を有する垂直荷重プレート18,18Aに接続していることにある。この水平延長部のモーメント腕m1 はキャスタのジャーナル軸線のどのモーメント腕m2 も超過するようになっている。これによってダンパの垂直予荷重は最小となり垂直荷重下での調和振動を発生する傾向が少なくなる。
請求項(抜粋):
重みのある器具のためのキャスタであって、該キャスタはフレームと、前記器具によって保持された該フレームを弾性ダンパに枢着する手段と、該枢着手段から中心が外れてフレーム上にホイールを軸支するジャーナル手段とを具備し、前記連結手段は負荷担持プレートと該プレートに固定されかつ軸線を有したスタッドとより成り、前記プレートはその一表面上に沿って直接に前記器具の表面に支持され、更に、前記ダンパはスタッドを包囲するように配置されつつ前記プレートは該ダンパを支持しており、更に、前記フレームは垂直方向においてスタッドに固定され、垂直力を直接に前記負荷支持プレートに伝達すると共に、フレームは前記器具に対して垂直の変位は行なわず、前記プレートの一面は軸線から延びるモーメント腕を形成するように水平に延びていて、該モーメント腕は、前記軸線からジャーナル手段によって生成されるどの水平モーメント腕らり長くなっており、前記スタッドは前記ダンパに抗して垂直整列位置から外れるように曲げることができ、更に、前記プレートは前記ホイールが水平方向の力に遭遇したときのみダンパの一部分を押し下げることができることを特徴とする非振動型のキャスタ。

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