特許
J-GLOBAL ID:200903077354748736

車体パネルの接合方法および接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-011171
公開番号(公開出願番号):特開平10-258331
出願日: 1997年01月24日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 インナパネルとアウタパネルとが無闇にずれ動くことを防止し、ドア等のヘミング接合組立体をボディに取り付けた後の建て付け調整を適切に行えるようにし、その上で充分な接合強度を確保すること。【解決手段】 アウタパネル1の端縁部1aをインナパネル3の端縁部3aにヘミング加工する以前の状態において、アウタパネル1あるいはインナパネル3の少なくとも一方のヘミング接合面部に球状体5を添加された熱硬化性接着剤7を塗布し、その塗布工程後に端縁部1aを端縁部3aに熱硬化性接着剤7の塗布層を挟んでヘミング加工し、この加工圧によって熱硬化性接着剤7中の球状体5をヘミング接合面部に食い込ませ、インナパネル3とアウタパネル1とをヘミング接合し、その後、ヘミング接合面部の熱硬化性接着剤7を加熱し、硬化させてインナパネル3とアウタパネル1とを接着させる。
請求項(抜粋):
車体を構成するインナパネルの端縁部にアウタパネルの端縁部を折り返してヘミング接合する車体パネルの接合方法において、前記アウタパネルの端縁部を前記インナパネルの端縁部にヘミング加工する以前の状態において、前記アウタパネルあるいは前記インナパネルの少なくとも一方のヘミング接合面部に粒体を添加された熱硬化性接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、前記接着剤塗布工程後に、前記アウタパネルの端縁部を前記インナパネルの端縁部に前記熱硬化性接着剤を挟んでヘミング加工し、このヘミング加工の加工圧によって前記粒体を前記ヘミング接合面部に食い込ませ、前記インナパネルと前記アウタパネルとをヘミング接合する仮接合工程を少なくとも含む仮組工程と、前記仮組工程後に、前記ヘミング接合面部の前記熱硬化性接着剤を加熱硬化させて前記インナパネルと前記アウタパネルとを接着する本接合工程と、を含むことを特徴とする車体パネルの接合方法。
IPC (4件):
B21D 39/02 ,  B23P 11/00 ,  B62D 25/00 ,  B62D 65/00
FI (4件):
B21D 39/02 A ,  B23P 11/00 ,  B62D 25/00 ,  B62D 65/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る